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大和物語~ザ・ビゲスト・バトルシップ~  作者: 佐久間五十六


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海軍制帽

 海軍帽とは海軍兵がかぶる制帽の事であり、二種類ある。下士官や兵隊がかぶるものと、少尉以上の士官がかぶるものの二種類がある。

 海軍兵士にとって制帽はシンボルマークの様なものであり、ステータスでもある。下士官や兵隊がかぶる制帽には大日本帝国海軍と言う表記が入ったのは、昭和16年末の事であった。それでも軍隊において制帽は必需品であり、海軍だけが特別視している訳ではない。諸外国の軍隊を見回しても、制帽をかぶらない軍隊は無い。

 軍人が帽子をかぶるのは、理由こそ定かでは無いが、少なくとも何かしらの理由がある事であろう。意味もなくかぶっている訳ではない。海軍の場合、清潔感を大切にしている為、乱れ髪と言うのは、海軍のカラーには合わないものと考える。

 戦闘で鉄兜をかぶるならば、話は別だが制帽自体は防御力は無い。その為制帽をかぶるのは、防御力が目当てでない事は明らかである。英国海軍をモデルに作られた大日本帝国海軍であるからして、きっと制帽の文化も装備の一貫として参考にしたのだろうと考えるのが妥当である。

 戦闘的な配慮などまるでないかもしれない。いずれにせよ、見た目は美しい。全員に同じ様な格好をする事であるが、学生服やセーラー服を学生が着るのと同じ様に、連帯感を深める意味もある。仕事場で作業員が同じ格好をするのも同じである。自分はこの組織の一員であり、それを自覚し連帯感や士気を上げる狙いがあるのかもしれない。

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