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ウィザードメダル
楽しんでくざさい。
ウィザードメダルの完成して、人々は自由に魔法が使える時代になった。今年から、六年制の魔法学校セイレーンに、眼帯をまいた、双子の妹、ムーン・バレンティと、入ることに決まった、バックを斜めかけしたソレイユ・バレンティは、不安だらけだった。今はセイレーンにある街まで、汽車に乗っている。Γソレイユ暑い」。Γ止めようかムーン。だがムーンは服を脱ぐ。幸い下にタンクトップを来ていたため、大惨事(?)には、ならなかったが。Γ貴方も大変じゃない」。ムーンの隣にいる、ポニーテールの少女、ビート・アトストは、落胆のため息をつく。Γソレイユ、ムーンちゃん、ビートちゃん、お弁当買ってきたよ」。赤い髪の少年、ヒエン・ミロードが戻ってくるΓありがとなヒエン」。その時だった。汽車のなかに、四本の腕を持ったモンスターが現れたのは。Γほんと嫌だ」。ソレイユは心底イヤそうだ。Γ魔法発動」ソレイユはウィザードメダルを握りしめる。
ウィザードメダルは、一つにつき。一つの魔法しか使えない。