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キリサメメモリーズ   作者: 霧雨リア
1/1

プロローグ 『白の世界』

はじめまして、霧雨リアです。

処女作なので、多少大目にみてもらえるとありがたいです。


それでは、キリサメメモリーズ一章、

プロローグをどうぞ。


何もなく、静かな白い空間。

何もない、というのは少しだけ間違いだった。

正確には、少年と『人型』が存在するだけで、他にはなにもない。


不意に、片方の『人型』が少女を型取り、何かを呟く。


『■■■■■■■■■■■』


しかし、それは全て不快なノイズによってかき消されてしまい、少年は耳を抑えた。


「 」


少年も返すように何かを叫ぶも、その言葉は声になって出ることは叶わない。


やがて、少年と少女は靄によって包まれ、その姿見を薄くしていく。


『■の過去は、変わらない』


影でしか判別できなくなってしまった少女の言葉が初めて、少年に届いた。


意味を問おうとする少年だが、その前に少年が倒れ伏す方が早く、疑問を抱えたまま、少年は気を失った。








『■■■■……思い出して』


その言葉はこの世界から弾かれた少年にはもう、今は届かない。



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