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4つめ:はるのかぜとじてんしゃ〜その2〜

一気に書き上げました。

応援、アドバイスぜひぜひください。

待ってマース!

何も知らない恵介。




「なー文也ー、俺やっぱバスケがしてー」

文也こと宮本文也は俺の親友だ。


「やっぱ、ボールは触ってなんぼだね」



「明日またバスケ部行こうぜー」


「いいよ。ところでさ、お前今日天子ちゃんと一緒に帰んないのか?」


「?いーや、5:00に待ち合わせー」


「俺さっき校門のところに天子ちゃんらしき子見たぞ、誰かのチャリの後ろに乗ってた」


「いやー人違いだろー、やべーもう少しで時間だ」


「人違いか。。。まぁいいや、帰ろうぜ」


「おぉー」





帰りの支度をして、部室のところで文也と別れた。



まったく何もしらない恵介。


“5:00すぎちゃったなー天子、怒ってないかなー”


駐輪場についた恵介。


“あっれ?天子いない”


とりあえず自転車を取りに行く恵介。


かごに入ってる白い紙を見つけた。


「あぁぁあ?!」


いっそいで自転車こぎだす恵介。




“あっいた!”


「おい!」


「うわっ、恵介。 あっ天子ちゃんやっぱいなかったの」


「なぁ!天子は誰と一緒だった!!?」


「ほら、やっぱあれ天子ちゃんじゃんかぁ」


「誰と一緒だった?!!」


「お、おちつけよ。後ろ姿だったから顔はわかんなかったけど、男だった、、、、かな?」


「アーーーーーやられた。じゃ!」


そういうと恵介は走り去った。






はぁ・・・はぁ・・・



自宅に着いた恵介、荷物と自転車をどかっと置いて三原家へ。



ピンポンピンポンピンポンピンポン



“誰?そんな連打しなくても”


「はぁーい」


「天子」


「あっ恵ちゃん、ピンポン押しすぎ!!」


「天子」


「ん?何?あ、恵ちゃん上がって。今ね、天子特製ババロアをつくってたの〜」


「あ、あぁ」


“いつもと様子同じだから特に何もなかったんだろうな”



リビングのソファに座る恵介。


「あとさっき冷蔵庫いれたばっかなの、まだまだ時間かかっちゃうよ」


そういいながら冷蔵庫をのぞく天子。


「ココア飲む?」


「あー、飲む」


「わかったぁ」


「なぁ」


「ん?」


「今日、歩いて帰ったのかー?」


「あ、ねぇそうそう。あの置手紙読んでくれた?あれ考えたの悟くんなんだよ!」


「そーなのか…」


“なんか今日の恵ちゃん変だなぁ〜”


「恵ちゃん、なんかあった?」


「は?  いや別になにもねー」


「部活大変だったの?」


「違うよ。大丈夫。ただ・・・」


「・・・ただ?」


「いや、別に」


「えー・・・教えてよ〜」


「やだね!」


「あっ!わかった!」



そういってソファに駆け寄ってくる天子。


「私に置いてけぼりにされたのがかなしかったんでしょう!!!??」


「!!!???」


へんなところで鋭い天子。


「あ〜図星だぁ!」


「ちがーよ!!」


「わかった、わかった、明日は一緒ね♪まったく恵介君はあまえんぼうでちゅね〜」


「んだよーちげーよ」


「へっへへ」


「それよりお前冷蔵庫そんなに開けたり閉めたりしてたら固まるものもかたまんねーだろ!」


「あっそっか!!」





すこし距離が縮まったかと思った今日このごろ。。。。。


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