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復讐の誓い

ある夜…嵐が吹き荒れる夜…"元"公爵令嬢であるルアリン・ラフェンザーは、冷たい監獄の床に横たわって苦し気に息を荒げていた。


彼女は焼けるように赤く、汗も洪水のように流れ落ちる。


そんな彼女を嘲笑う声が、監獄の老化を響き渡り、彼女の友人"だったはず"の侯爵令嬢であるエリウル・シャラードが監獄の部屋に入ってきた。


エリウル「きゃはは!!気分はど~お~?」


エリウルはそういって彼女の前にしゃがむ。


「ざんねんだな~、エリ、もっと面白くなると思ってたのに~」


「こんな簡単にやられちゃうなんて~」


ルアリンは悶えながらも声を発した。虫の声くらいの声を…


「なん…で…あなた…はともだ…ちだと…まさか…あなた…が…」


話しきる前にエリウルがにっこりといつもの純真無垢な笑顔を見せて言う。


「そうだよ~。ぜ~んぶ…」


ルアリンに近寄り、耳元に囁く。


「エリがやったんだぁ~」


その言葉は…ルアリンの心に残っていた最後の希望を…百に…いや千に万に砕いた。


「な…で…あなたのこ…と…しんゆ…だとおもって…」


かすれていく声を必死に出すルアリンだったが意識が遠のいていく…


そんなルアリンに追い討ちをかけるように言った


「エリねぇ~…一目会った時から~」


「ルアのこと~大っ嫌いだったんだぁ~」


「それにぃ~エリは~全部を手に入れる"聖女"なんだから~」


そうするとにまっと笑って…


ルアリンの腕を持ち上げ…腹部にするどいナイフを刺した…


「ぁ"…」


ルアリンは意識が遠のいていく中、エリが叫んで助けを呼ぶのを聞いた。


そして偽りの涙で死なないでと彼女に叫ぶ姿をみてようやく気付いた…


エリウルはいままで…こうしてすべての人間をだましてきたことを…


彼女もまた…まんまと騙されて蛇の餌とされたことを…


死の淵でルアリンは心に固く誓った…


また来世があるなら…生まれ変われるのならば…


決して彼女を許さないと…彼女と同じ地獄をみせてやると…


そして…ふと…目を開けた

こんにちは!作者の柚ヶ原 凪です!小説などは初心者で色々と変なところがあるかもしれませんが、精進していきますので!どうか楽しんで読んでください!もしよかったらアドバイスをお願いします!!

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