つかれたゆめは
掲載日:2022/07/30
〈つかれたゆめは〉
疲れたときに見る夢は
真っ暗な夢
何も思い出せないもの
楽しさも
苦しさも
わからない
なにも
全てを手放して眠る夢
最後に残るのは
希望
寝苦しい夜
重く痛い腰と
寝返りで捻ったらしい肘の痛み
わずかに戻った意識で
明かりを消せなかったことに気づく
いつ寝入ったか覚えていない
無意識に時間を確かめる
まだ日をまたいだばかり
意識が戻ってしまう前に明かりを消す
寝直そう
まどろみで想うこと
楽しく歩いてゆく夢が見たい
思い出せない誰かと
あの子かもしれない人と
どこまでも歩いてゆく夢
希望を持って歩きつづける
どこまでもどこまでも
いつか輝ける世界の景色を見るために
そのために
一歩ずつを踏みしめて




