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ターニングポイント第99話包囲

萬崎が暴力寺を焼き払い皆殺しにした事は速報で各地の大名達に伝わった。その中で萬崎の行動に怒りを覚えた大阪にある日ノ本一の宗教武装勢力の凶暴寺が鐘の音を合図に一斉に萬崎征伐に向かった。



 暴力寺を焼き払い皆殺しにしたとの情報が入った上城徹は家臣に


「萬崎はなんて恐ろしいのだ、我はそんな恐ろしい奴と戦いとうない」


「殿、今さら何を言っておられるのですか凶暴寺が萬崎に敵対した今こそ萬崎を討つ最大のチャンスではないですか」


「なりふり構わず戦う萬崎を討つチャンスなどありやしない。もう我は帰国したい」


「殿、何を申されるのですか」


 上城徹がごねている事を聞きつけた琵琶海人は上城徹の説得に向かったのであった。


 

この時上城徹がごねて出陣が遅れた事が後々響いて行くのであった。



萬崎は京都にみつわ衆と天子の兄、大阪に日ノ本一の宗教武装勢力、滋賀、福井には琵琶、上城連合軍と敵だらけで萬崎は最大の窮地を迎えていた。

 


 その頃京都の将軍屋敷の稲毛は


 地図を広げ萬崎と敵対する大名に丸を付けて


「おー、萬崎はこんなに敵に囲まれてもう終わりだな」


 そう言って稲毛は高笑いした。


 稲毛の周りの家来達は稲毛の事を


 こいつ最低だなと思った。



 萬崎軍は四万の兵で本願寺を包囲した。


「魔王、どう凶暴寺を攻めるおつもりですか?」


 山根の質問に


「暴力寺と同じように焼き払うつもりだ」


 山根は冷静に


「凶暴寺に暴力寺と同じ手は使えないと思います」


「使えない?」


「はい、凶暴寺は対策を練っていると思います」


「相手は対策を練っているかも知れない、だから何だ!それを突破しないと天下は取れないんだ‼」


 萬崎は強い口調で


「俺はここで諦めたり止まったりは絶対にしない俺のために死んだ者のためにも」


「魔王、その心がけは素晴らしいですが・・・」


 萬崎の思いを感じ取っている山根は萬崎に凶暴寺に攻め込むなと言おうとしたが言えなかった。


 萬崎は皆を集めて


「今から凶暴寺を焼き払うぞ‼」


 萬崎を先頭に凶暴寺を焼き払うために攻めかかったその時


 草陰から二万人位の兵が萬崎軍目掛けて一声射撃を開始した。


 萬崎は大声で


「所詮鉄砲だ、連続でなど撃てないもうそろそろ弾込めの時間になるその時がチャンスだ!」


 向かって来る萬崎軍を見て凶暴寺に多額の金で雇われた鉄砲隊を率いている篤弘は


萬崎はまだ気付いてないみたいだなうちの鉄砲隊の凄さを



 一斉射撃が全くやまない事に萬崎は不思議に思ったがいつかやむだろうと思い進軍を辞めずにいると一斉射撃の内の一発が萬崎の足に直撃し落馬した。


 萬崎の近くにいた山根は慌てて馬を降り


「魔王、大丈夫ですか‼」


 萬崎は苦悶の表情で痛みを堪えながら


「大丈夫、このくらい」


「とりあえず魔王は一旦後ろに下がって治療を」


 萬崎は血が出る足を抑えながら


「大丈夫、俺は平気だ」


「平気じゃなーい‼」


 普段おとなしい山根に怒鳴られて萬崎は物凄く驚いた。


「魔王は天下を統一するんですよ、こんなところで無理して死んでいいわけがないんです」


「山根」


「私は何としても魔王に天下を統一してもらいたい。だから今は無理しないでください」


「ありがとう、今の言葉でだいぶ救われたわ」


 萬崎は馬に乗って撤退をしようとした時に


凶暴寺が金で雇った鉄砲隊の連続射撃のからくりを見抜いた。


「山根君、奴ら鉄砲を撃つ人間と弾込めをする人間に分かれて絶えることなく撃ち続けている」


「あっ」


 萬崎は大声で


「全軍撤退‼」


 萬崎軍の兵達いきなりの撤退命令に驚きながらも速やかに撤退を開始した。

 

「貴さん、敵を追いますか」


 貴寛はニヤッと笑って


「追うな、戦はこれまでだ」


 貴寛は逃げ帰る萬崎の背中を見て


ここで俺ら相手に壊滅しないとはさすがの判断力だ



 敗走した萬崎は敗走しながらも自分が負けた原因を考え次回は戦うかを考えていた。

 


 萬崎が四万の兵を率いて凶暴寺の雇った貴寛率いる鉄砲隊二万に負けたことは全国各地に広がった。


 その情報を聞いた金崎は


「寄ってたかって萬崎殿一人をいじめるのは卑怯すぎますね。私が萬崎軍の援軍としてに立ち上がりますか」


 遂に戦国最強の大名の一人金崎国子もこの萬崎包囲騒動に萬崎側の援軍として立ち上がったのであった。





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