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ターニングポイント第94話協力

「いいですか皆さん、この窮地協力して脱しましょう」


経丸の言葉に皆が「オー!」と言うなか士郎が


「いや、経丸と片倉さんとひのちゃんと凛は少しの兵を連れて先に逃げろ」


士郎の言葉に経丸は少し戸惑いながら


「士郎、何言ってるの?」


「こんな危険なところに全員留まる必要はない!それがしとチビると海老太郎で敵を食い止める間に他の皆は逃げてもらいたい」


「しかし、士郎達だけで大丈夫なの?」


「大丈夫じゃない、それがし達だけだったら壊滅する」


「えっ?じゃあどうするの?」


「死ぬほど嫌だが頭を下げてでも豊影と協力をする」


「えっ!」


士郎の言葉に皆驚いた。


「ここはなりふり構ってられる場面じゃない屈辱だが皆で生き残るためには豊影と協力するしかないからな」


凛は目頭を押さえながら


「兄貴、大人になったな」


「だろ、兄貴大人だろ見直したか?」


「最悪、誉めるとすぐ調子乗る」


凛の言葉に皆笑った。



士郎の気持ちをくみ取った経丸は


「わかった。私達は先に逃げる。だから士郎達も必ず生きて戻ってこい」


抱きしめようとする経丸に士郎は


「経丸、やめておこう」


経丸は士郎の言葉に落ち込んだ口調で


「えっ?」


「それがし達が生きて帰ってきた時思いっきり抱きしめてくれ」


「わかった」




経丸達は士郎達と別れて先に逃げていったのであった。


士郎達率いる天羽軍と大内軍の間に豊影軍は陣取っていた。そのため士郎達は豊影軍と協力してしんがり戦を行わなければいけなかった。


士郎達は豊影のもとへ向かい士郎は豊影に


「此度のしんがり戦共に協力して戦ってください。よろしくお願いします」


豊影は笑顔で


「小僧、人に物を頼む時は土下座をするこれ常識でないのか?」


士郎は怒りで身体中を震わせながらも


「お願いします。豊影殿あなたの力をそれがし達に貸してください」


豊影は低い声で


「それがし達じゃないだろ、愚かなそれがし達だろ。もう一度言い直せ」


士郎はますます怒りで身体中を震わせたが怒りを何とか押さえながら


「お願いします。豊影殿あなたの力を愚かなそれがし達に貸してください」


豊影は大爆笑し士郎の頭を足で踏みつけながら


「おー、自分で言うとは余程愚かなんだな」


この野郎絶対に殺してやる


「おい、そこのお前ら二人も土下座をしろ、土下座を」


稲荷と海老太郎の二人も土下座をした。


土下座をする二人をみて士郎は


すまない、チビる、海老太郎本当にすまない


豊影はゲラゲラ笑いながら


「はー、お前らなんて情けないんだ主君の親の仇に土下座をするなんて」


「あっ、そういえばお前のところの片倉って奴はどうした?あいつも土下座をしに来させろ」


「豊影殿すみません。片倉は殿共に退却をはじめています」


士郎の言葉に豊影は低い声で


「お前ら、何勝手なことしてんだ」


「すみません」


豊影は思いきり士郎の顔面に蹴りを10発ほど入れて


「まぁ、このくらいで許してやるよ。感謝しろよ」


そういって豊影はその場を去った。


顔面を蹴られた士郎に稲荷と海老太郎は


「大丈夫か?」と叫びながら駆け寄った。


「大丈夫、鼻血が出ただけだそれよりお前ら二人にも土下座をさせてしまってすまなかった」


丁寧に謝る士郎に対して


「ホントですよ、僕の事勝手に残り組にしてそれで土下座までする羽目になって今度士郎さん飯奢ってくれないと許さないですからね」


「わかった、今度飯奢るから許してくれよ海老太郎」


海老太郎は笑顔で


「やったー!飯奢ってもらえる。許します」


「じゃあ、俺にもチャーハン奢れ」


「わかったよ、奢るよ」



その頃豊影は


「おい、何人かで今先に逃げている経丸達を討ち取ってこい」


豊影の発言に驚いた家来が


「えっ!経丸殿は味方じゃないんですか?」


豊影はこの発言をした家来を自ら斬り倒して他の家来に向かって低い声で


「余計なことは言わなくていい、考えなくていい。ただ経丸の首を俺に持ってこい」


家来達は震えながら


「はい!」


と言って経丸を追っていったのである。


果たして経丸達の運命はいかに

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