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ターニングポイント第74話誰々

ここ岐阜城では



「爺や、爺や」


「どうなされましたか殿」


「ちょっと京都に上洛しようと思ってさ」


「上洛⁉」


「そうだよ、上洛だよそんなに驚くなよ」


「上洛ってわかっていますか?」


「わかってるよ、落ちぶれた将軍に会いに行くんだろ」


 爺やは慌てて


「殿、落ちぶれた将軍とか本人に言ってはだめですよ」


「わかっておる心配するな」




萬崎は皆を集めて


「おい、皆弁当や水筒を持ったか?」


「はい持ちました」


「お土産の金落とさないようにな?」


「はい」


「殿、何ですかこの緊張感のなさは。上洛はピクニックじゃないんですよ」


「いや、これでいいんだよ今回の上洛は岐阜を支配した慰安旅行でもあるんだから」


「殿!上洛と慰安旅行を一緒にしてはいけません‼」


 爺やの大声が響く中、萬崎軍は上洛するために進軍を開始したのであった。



 その頃天羽家は大多喜城の修繕工事を終わらせて今は平和で皆のんびり過ごしている。


「ねぇねぇこの日ノ本で一番強い大名は誰だと思う?」


 士郎は経丸達に問いかけた。


 経丸は真っ先に


「やはり金崎殿でしょ」


 凛も同調するように


「まぁそうですね、殿の言う通りです」


 それに対して凛は


「松本徳博も強いと思いますよ、あの騎馬隊は最強ですから」


 海老太郎も同調するように


「そうですよ強いと思います。ところで松本徳博って誰ですか?」


「わかんねえのに何で強いと思うって言うんだよ」


 士郎は海老太郎の頭をはたいた


 皆笑ったのであった。


 笑いが一段落した後片倉が


「萬崎も強いとおもうよ」


 士郎はキョトンとしながら


「萬崎って誰?」


「士郎君知らないの?あの太松太郎を打ち破りこの前も東総家を滅亡させて岐阜を支配下に収めた男ではないか」


「あーあの男かでもあいつより先生や松本の方が強いんじゃない」


 経丸も士郎に同調するように


「そうですよ、士郎の言う通りだと私も思います」


「戦は確かに金崎殿や松本に劣ってるしかし萬崎は人とは違った考え方を持っている。例えば兵の質を上げるために農民と武士を分けたりそれで兵の数が足りなくなったら市場で店を出すのに税金を取らぬようにして人を呼び込んだりと他の大名がやってないことを彼は次々とやる案外そういう男が最強なのではないでしょうか?」


 経丸は頷きながら


「確かに萬崎はよくわからない人だからね何を考えているかもわからないし」


「そうですね、一人で敵領に入る度胸もありますから」


 凛の言葉に


「そんなこともしたの萬崎は‼」


 士郎は物凄く驚いた。


「とにかく面白い奴ってことだな一度は会ってみたいな」


「そうだね士郎、会ってみたいね」


 そんな話をしていると戸が開き稲荷が


「失礼します。殿、萬崎智之が上洛するとの事です」


「ホントですか?」


「はい、ホントです」


 士郎はお気楽な感じで


「じゃあ、その上洛に付いて行くか」


 経丸も同調するように


「そうですね、せっかくだから行きましょうか」


 片倉は慌てながら


「殿!何をおしゃっているのですか!」


 経丸は片倉の手を握って


「片倉さん、行きましょうよ京都に」


 ひのも経丸に同調するように


「私も京都に行きたいです、京都の美味しもの食べたいですから」


 海老太郎は笑顔で


「そうだよね、ひっのーも京都で美味しい物食べたいよね」


「はい、私京都行ったことないのでどんな美味しものあるか楽しみです」


 士郎は大声で


「じゃあ決まりだな、皆で京都に行こう!」


片倉はやれやれって感じで


「まぁ、皆での旅行は楽しそうだから行きますか」


「片倉さん、乗り気じゃないように装ってるけどホントは一番楽しみなくせに」


片倉は少し照れながら


「うん、楽しみ」


皆、片倉の態度を笑った。




 萬崎の上洛に付いて行く事を決意した経丸達果たしてどうなるのか




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