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ターニングポイント第103話出撃

ここ、浜松城では


「何!萬崎がこちらに天羽軍を援軍としてよこすだと」


「はい」


「ふざけんなよ、これじゃ萬崎を裏切って松本につくことができないじゃねぇか」


「そうですよね」


「あの、日の本一最強の松本軍と激突するなんて」


「とにかく、天羽軍を前線にして戦い我らの被害をできるだけ減らしましょう」


豊影は思いっきり畳をむしりながら


「くっそ、萬崎覚えてろよ」



天羽軍は豊影のいる浜松城の前にいる。


士郎は門番に


「天羽経丸が来たと伝えてください」


門番はすぐに豊影に伝え経丸達は中に入れたのであった。


経丸達を目の前にした豊影は


「おー、これはこれは経丸殿。わざわざ援軍ありがとうございます」


「いえ、いえ共に協力して松本軍の進軍を止めましょう」


「そうだな、頑張ろう」


と言って豊影は右手を差し出してきた。


経丸は嫌な顔せず豊影と握手をしたのであった。


士郎だけはこの握手に対して思いっきり顔に嫌悪感を出していたのであった。



松本軍は豊影が守る静岡の支城を東側から力攻めであっという間に次々と落としていった。


豊影家の者や天羽家の者は松本軍のあまりの強さに驚きが隠せなかったのである。



浜松城では


「次々と支城が落とされて言ってる経丸殿、ここは松本軍に降伏しないか?」


豊影の言葉に経丸は強い口調で


「降伏だけは絶対にしたくないです」


士郎も同調するように


「そうだよ、豊影何弱気になってんだよ」


「別に弱気ってわけじゃない、ただあんな最強の松本軍と激突すれば多大な被害が出る。もしかしたら俺らも死ぬかもしれないぞ」


「そうですね、でも私は戦います!」


豊影は呆れた感じで


「お前はバカすぎる、話にならない」


「てめぇ、舐めたこと言ってんじゃねぇぞ!!」


豊影に怒って殴るかかろうとする士郎を片倉は簡単にとめながら


「豊影殿、確かに我が殿はあんな最強の松本軍と戦うなんて言い出すバカな殿かもしれんでもなぁ、殿をバカだと言っていいの外岡士郎ただ一人だ!」


士郎は片倉の言葉に嬉しくて、熱くなった目頭をグッと押さえた。


片倉は冷静な口調で


「次もし、豊影殿が同じ事をおっしゃったらその時はこの手で殺して差し上げますから」


片倉の迫力に怯える豊影は


「悪かった、悪かったから殺さないでくれ」




順調に進軍している松本軍は


 松本徳博は絶対的に信頼している武士疾風を呼び寄せて


「これ以上の城攻めは時間の浪費と兵力を消耗してしまう。そこで城責めをせずに決定的な戦いをするにはどうすれば言いと思う?」


「なるほど、それなら良き案があります」


「申してみよ」


 武士疾風は策を松本徳博に話した。


「おーそれはよき策だ。その策で行こう」


「はい」






 策を取り入れられた武士疾風は上機嫌で夜空を眺めながら


おい、片倉お前は強くなったのか?お前の成長を思う存分拝見してやるからな


浜松城で籠城をしている豊影家と天羽家の元に


「殿、松本軍がこの城を素通りしたぞ」


「それはホントか‼」


「ホントです」


豊影は嬉しそうに


「通りすぎたんじゃ、仕方ないな戦えないな」


ここで松本軍を素通りさせたら萬崎殿が危ない


経丸は覚悟を決め


「籠城はやめて、今から出撃し松本徳博を討ちに行きましょう‼」


豊影は慌てて


「はっ?何いってんの?松本軍四万二千に対して我らは合わせて一万八千しかいないんだぞ。城に籠って戦うならまだ僅かに生き残る希望はあったが野戦をすれば絶対に全滅する。ここは出撃すべきではない」


「経丸、こいつらはほっといて行こうぜ」


「えっ?」


「どうせ戦う前から怯えるウジ虫などなんの戦力にもならない。それがしらは怯えずに、松本軍と一戦を交える!!」


「てめぇ、人のとこをウジ虫だと!」


伊藤は冷静に豊影に


「殿、負け戦とわかっていて戦いに行く奴らなんか相手にするのはやめましょう。あいつらどうせ死ぬんですから」


「おい、お前それがしらはどんなことがあっても絶対に死なないからな」


「あっそ、お前らが生きようか死のうが戦に勝とうが負けようがどうでもエエわ」


士郎は伊藤を睨み付けながら


「なんだこいつ、ムカつくな」


豊影は嬉しそうに


「いいぞ!ナイス伊藤」



士郎は豊影達と離れた後も


「あいつら、ホントにムカつくな」


プリプリ怒っている士郎に経丸は


「士郎、あんな奴ら気にするな」


「いや、だってあんなムカつく奴いねぇぞ」



 片倉はいきなりなが槍を振り回すポーズを取って


「皆、日の本一最強の軍団松本軍と戦おうか!」


海老太郎も元気な声で


「よっしゃー!戦うか!」


凛は笑顔で


「敵は強敵だから慎重にいかないとね」


ひのは両手をパーンと叩いて


「皆気合い入れましょう!!」


稲荷は呟くように


「で、士郎はいつまでグチグチいってんだよ」


「うるせぇー、あんな奴らどうでもいいや。お前ら、戦うぞ!!」


経丸は笑顔で


「よし、出陣じゃー‼」



経丸の命令で天羽軍は城を出て松本軍を討ちに向かってのであった。





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