表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
傲慢天女、龍に相対し、天命を知る。  作者: メイ
あなたならどうする?
1/4

天女が結末へ至るまで

It's my fault.



挿絵(By みてみん)


むかしむかし、あるところにそれはそれは傲慢な天女様がおりました。


天女様はたいへん美しく、雲の上の殿方はこぞって求愛をしたものです。


『あなたも すてき ね』


どんな殿方も天女様がにっこり笑えばたちまち恋に落ちました。

落ちない殿方が天女様から逃げて距離を保ったとも申しますが。


面白がって殿方をからかう内に、

平和な雲の上で天女様を取り合って争いが起こるようになりました。


とてもとても、下らない争いです。

とても とても とても とても、八百万(やおよろず)の神様は悲しい思いをしました。


雲の上に、あの天女はいらぬ。


天女様の羽衣を取り上げ、人間として地上へ送りました。




さぁさ、傲慢天女様はそんなことではへこたれません。

人間になっても美貌はそのまま。

雲の上から見ていましたが、地上の生き物なんて戦ばかり。


どうにでもなる。

どうとでもする。


傲慢天女様はそう思い、森で寝泊まりを始めました。

すると、猟師がまず天女様を見つけました。

猟師は天女様を嫁にするつもりで村への連れ帰ります。

連れ帰ると、村長に見付かりました。

村長は余所者を追い出そうとしますが、情が湧いて愛人として囲う為に、納屋に匿いました。

納屋に匿まっているうちに、今度は村を視察に来た領主様が天女様を目に止めて領主様のおうちへ。


てんつく、てんつく。

玉が坂道を転がるように転々と。


ほら、どうにでもなった。

ほら、どうとでもなった。

だって私は世界一、美しいのだから。


傲慢天女様が国王様の御前に参りますまで、そんなに時間はかかりませんでした。



『おお これは うつくしい』


『あなたも すてき ね』



国王は恋に落ちました。

それからは国が荒れようと、隣国が攻めてこようと関係ありません。

盲目的に天女様を構うものですから、あっと言う間に攻め落とされ、隣国の王様に玉座を渡すことになりました。


愚かな王さま。

これからどうしようかしら。

まぁ、どうせ。

どうにでもなる。

どうとでもする。


攻めてきた龍の将軍が天女様を見付けると、

『おお これは うつくしい』


『あなたも すてき ね』






However,you guys are bad more.

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ