第3話 無料分を読んだ後、必ずレビューコメントを見る
ネットの漫画サイトで無料分を読んだ後、面白かった!と思った作品は、必ずレビューコメントを読む。
特に、ネタばれを読む。それが、購入の決め手となるからだ。
ネタばれを読んで、今後の展開が面白そうだと思えたら、☆5のレビューコメントに、迷わず「いいね!」を心から押したい。
登録していないので実際には押せないが、胸中で押している。
困るのは、無料分だけ読んで、「☆1のいいね!」を猛烈に押したくなる時だ。
批判的レビューコメントが、自分の思いと一致した時、正直なところ非常に嬉しい。 「☆1のいいね!」を、速攻で押したくなる。
しかし、漫画サイトに限らず、他の登録サイトでも、批判的レビューに一票を入れた所で何になる?という冷静な自分もいるのだ。
これ面白い!?と疑問に思っただけの漫画なら、☆1のレビューコメントを読んで、あ~分かる~で済む。
共感して、うんうんと頷くだけで終わるのだ。
けれど、(何これ、話めちゃくちゃなんだけど!!主人公が酷過ぎる!!)等々むかついた時は、「☆1のいいね!」を押したくなる。
そんな作品を読んでしまった時は、激しく後悔する。
(お金を取るレベルじゃない!!)そんな漫画が、おススメで沢山あるから驚く。
毒舌派の意見になるが、まともなストーリーにして欲しいと思ってしまう。
編集側は、一体どんな基準で売るレベルを選んでいるのだろう。全く分からない。
☆1レビューコメントの方が、よっぽど編集らしい。
絵が好き、綺麗、読者の好き嫌いの評価基準は、当然ながら個人の自由である。
ただ、(お金とるレベルじゃないのに売るな!!)と、どうしても言いたくなる作品があるのだ。
読者は、木の葉で金を払う狐でもあるまいし、紙幣を払っている。
編集側は、もうちょっと考えて、売り出して欲しい。
おススメで出されたら、面白いのかなと思って読んでしまうからだ。
話が脱線したが、 「☆1のいいね!」を押したくなる時、読んだ自分がアホらしくなる。
共感者を求めて、☆1のレビューコメントを見ると、核心をついている読者は多い。
読み手が、物語の矛盾点を的確に見抜いている。
特に、法律関係や経済に関しての知識は、遥かに優っている。
自分の感性に合う合わないの問題ではなく、正しく指摘しているのだ。
☆5は、どちらかと言えば、自分の感性に合ったから評価したというコメントが、圧倒的に多い。
良い点だけをクローズアップして、褒めている形だ。
人の良い所を見つけるのが上手な人と似ている。
悪い所は山ほどあれど、良い点を見つけてあげた方が良い。確かに、それはそうだ。
しかし、間違いと問題点を指摘するというのは、大事な事だと思う。
☆1のレビューコメントには、厳しくても実直な言葉が多い。
そもそも、読者に☆1の評価をさせる作品は、編集・出版社側に問題があると思う。
編集側だけが、漫画家を諭せる。ストーリーに口を挟めるのだ。
修正した方が良いという判断を任されている、下せる。
それなのに、この設定は、何だ!!
口は悪いが、どうしても言いたくなる。
可愛らしいタイトルと、おススメに惹かれて読んでみたら、はあああ!?っとなる事も多い。
このタイトルで、こんな悲惨な結末は、酷すぎる!!タイトル詐欺やん!!思わず突っ込む。
主人公が、精神的にも肉体的にも、ボロボロにされたまま終わる救いようのないストーリー。
これ、誰得!?こんな胸糞悪いストーリーを、何で出版する!?
文句を言っても何もならない、それは分かっている。
どんなに話のレベルが低くても、ストーリー自体が酷すぎても、それで売ると編集側が決めたから出版されたのだ。
けれど、「こんなンで、お金とるの!?読者バカにしてるやろ!!人道に問題あり!!ほんま、おかしい!!何で、こんなん売るかな!?」と、声を上げて言いたくなる。
最近のネットの漫画サイトには、そう思わざる負えないストーリーも、たくさん溢れている。
もはや、怒りを通り越して呆れてしまう漫画が、どんどん増えている。
おススメは当てにならないなと、つくづく思う。
そんな時に思うのだ、「☆1のいいね!」最高じゃん!!心の中では、ポチポチ押している。