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繋ぐ物  作者: ダルル
5/5

エピローグ タイトル

ーーーーーーーーーーーー

エピローグ

ーーーーーーーーーーーー


テレビ。

「今夜未明、赤塚結衣、33歳が、同年代女性の監禁容疑で逮捕されました。警察は赤塚容疑者にどのような経緯で、監禁をしたのか調査を進めています。」


暗い暗い部屋で1人、座る。床には警察に報告するために使った携帯が落ちている。


「ユイが、、捕まった。」

少し悲しいような、嬉しいような、なんとも言えぬ、喪失感。


これでよかったんだ。


窓の外をカーテンを広げ、見る。


「どう、、して?」

あんなにも求めた、外なのに、死に物狂いで得た、自由の外なのに。

「まったくもって、色がない。」


私はキラキラのスカートを着たまま、惹かれるように、街に出た。


着いた先は本屋だった。


ーーー


・・・そこには髪がボサボサで、白い服を着ており、、右手には本を持っている、男性がいたそうな。

私はその男性からとても気味悪がられただろう。

顔色悪かっただろうし、子供が着るようなスカートを着ていたからね。


だからさ、彼に一言だけ、メッセージを送るために、ひとつの本を買ったんだ。。

私はその本を今日、初めて見つけ、吸われるように取ったんだ。。


タイトルが彼に見えるよう、サインを出しながら。


「さようなら、ありがとう」


ー終わりー


お疲れ様でした。

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