表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

8/23

第二章 結成、「異能クラブ」 第二話 部活を作ろうよ?

どうもこんにちは、

久々に肉を食べたら

牛肉三枚でお腹いっぱいになったかつらぎ未来人です。

ご意見をお聞かせください。

その日の夜。

俺の家に新たな家族が増えた。


「あのさぁ~…俺、一言も家に来いなんて言ってないんですけど?」

「良いじゃないか、モブの成也様は、

おいらの主様同然なのだ!

だから、従者として家で暮らす事も当たり前なのだ!」

「まぁ、力娘は筋がギリギリ通ってるから良いとして…

 問題はお前だよ、解娘?」

「あら?僕と君は仲間で相棒。

 生活を共にする事に何か異議でもあるのかな?」

「お前は構わないかもしれないけど、俺等一応思春期真っ盛りの学生だよ?

 しかも、異性同士で一つ屋根の下で暮らすのはコンプラ的にマズいんじゃ…?」

「でも、僕はここを出たら野宿確定だよ?」

「何で!?親御さんが心配するんじゃないの!?」


俺がそうツッコむと、解娘は表情を暗くしてこう口にした。


「僕もえびす君と同じでね…

 家出した馬鹿なのさ…」

「何か家出してウチに来る人多くない!?

 まぁ、何で家でしたかは聞かないでおくけど…」

「話すさ、それが…

 ここで暮らす事の交換条件にでもしてもらえば…」

「あの、俺がパワハラしてるみたいになるから

 その言い方止めて!?」


俺がそうツッコんだ後に、解娘は自身の過去を語り出した。


「僕の両親は二人共上級国民と言うヤツでね…

 想像の通り、家の名を汚すな等と揶揄された結果、

 こうして家を出て来たという訳さ…」

「それは分かったけど、ナチュラルに人の心見るの止めてくれません(n回目)?」

「おっと、失礼…」


各々事情があってウチに来たって事か…

いいや、そこを突くのは何か違う気がするから止めておこう。

ただなぁ…この狭い部屋で「3人+2匹」は窮屈すぎるよ?

実質5人暮らしじゃん(泣)…

せめて、もう一部屋空いていればなぁ…

1DKで五人生活は辛過ぎる…

すると、俺の心をまた見た解娘がいずもに何か指示している。

マズい、嫌な予感しかしない!


「ちょっと待ったぁー!」

「え?何?」

「いや『何』じゃないから、絶対ロクな事しないでしょ!?」

「え~?隣の部屋の人に立ち退く様に命じただけだけど?」

「余計なお世話、そう言うロクでもない考えは必要ないの!」

「「は~い…」」

「不貞腐れんな!」


はぁ…止めて良かった…

(成也、力娘を取り押さえる)


「むぅ…(怒)」


これは…想定したより何倍もめんどくさい日常になりそうだな?

まぁ、刺激的だから良いけど…(呆)


 翌日の朝…早速トラブルが起きていた。


「何で成也さんと一緒に学校に行ったら駄目なんですか!?」

「いや、クラスの状況を知らない力娘は仕方ないとして…

 解娘さんはクラスの状況を分かってないんですか!?」

「え~?皆仲良く普通に暮らせてるじゃないですか?」

「アンタの目は節穴か!?

 男女の間に、あれ程分かり易い溝が成形されてるのに、

何で『皆仲良く普通に』とか言えるんですか!?」

「それは成也さんの主観に過ぎな…!?」


あぁ、駄目だ…この先連続でマズいトラブルにしか巻き込まれない気がする…

俺は一緒に登校する事を全力で拒んだが、話が聞けない馬鹿二人に押し負け、

泣く泣く一緒に登校する事にしたのでした、はい(泣)。


 そして、登校時…案の定、皆から白い目で見られる事になる。


「何よ、アイツ等…?」

「この学校のしきたりを知らねぇのかよ…?」

「男が女二人とイチャ付きながら歩いてやがる…」

「リア充爆ぜろ…」


マズい、このまま教室に向かえば間違いなく面倒事は避けられん…(泣)

つか、何でこんな事になったんやろ、今の俺には全く分からん…

そんな俺を見て「なにもしてませんよ~」的な雰囲気を辺りに撒き散らす

この馬鹿二人を今すぐにでも殴…


 そして、教室の前に来た……は、良いけど…

どうする、このまま教室に入れば確実にめんどくさい展開になる…

けど、入らなければ遅刻扱いになるし…

どうしたものか…そう思った時には時既に遅しだった。

(馬鹿二人、教室の扉を勢い良く開ける)


「……(絶望)!?」

「おっはよーございまーす!」

「……?」


おっ…………終わっ………終わったぁぁぁぁぁ!?

えぇー!?何これぇ!?

最新版ゲームソフトを三日で全クリした時と同じ絶望感感じるんですけどぉ~!?

いやいやいやいや、今はそんな事考えてる場合じゃあねぇぇっ!!

どうやってこの絶望的な展開を相手するかを考えるんだ、俺ェェェ!


「あ、解娘さん。おはよう」

「あぁ、おはようだな、皆?」

「この人達がモブの成也さんのクラスメイト…」


あ、そうだ!知らない人の振りをすれば良いんだ!

そうすれば何も障る事なく、このピンチを乗り越えられる!

……しかし、そうは問屋が下ろさなかった。


「成也君、君も早く教室に入り給え?涼しいぞ?」

「そうなのだ、おいらの名付け親さん?」


かっ…完全に他人のフリ出来なくなったぁー!?


「おいおい、解娘と成也、そして

 あの新入りが友人みたいになってるぞ…?」

「どうせ、成也が口説き落としたに違いないよ…」

「男が女と仲良くするなんて、馬鹿じゃないのかしら…?」


あ~ぁ、完全にトラブルに巻き込まれるの確定ガチャだよ…

まぁ、ポジティブに考えれば喧嘩には発展しないから大丈夫だろうな……

さて、それはそれとして…

力娘の事をどう説明しよう?

俺の親戚の家の子供とでも伝えようか。


「はい、お前等ぁ~席付け~…」


来ました。やる気のない話し方しかしないけど、生徒思いな俺らの担任。

北条エリス【ほうじょうえりす】先生だ。

何気に初登場だな。


「そこのオレンジ髪の君、こっちに来なさぁ~い…」

「分かったのだ…?」


そんな訳で、力娘の説明を北条先生が俺の代わりにしてくれた。

こういう時に大人は頼りになるからな…


「草野は青山成也の親戚の子だ。

 そこんとこ、よろしく~…

 じゃあ、SHR始めるぞぉ~」


せめて「親戚の子」という紹介はしなくても良かったのになぁ~…

案の定、クラスの女子から白い目で見られている俺氏であった。


 その日の放課後。解娘がこんな提案をして来た。


「なぁ、成也君、力娘君?

 僕等で秘密組織を作らないかい?」

「秘密組織…何故にそれを作ろうと思ったんだ?」


俺がそう問うと、解娘はこう理由を話した。


「先の一件で、不可解な事件の実行犯はこうして目の前に居るから

一旦は一件落着と言った所だけど…まだ首謀者は見つかっていない。

だから、『革命の力』を手に入れた僕等が手を合わせて戦う必要がある。

 敵に対するイメージが深く分かっているなら、すぐに動く事も可能だけど…

 力娘君も顔を見た事がないとなっては…

 と、いう訳でだ。部活を作ろうではないか!」


唐突に新たな部活を作ろうと言う意見が出て来た。


皆さんこんにちは、かつらぎ未来人です。

この前、約一年振りに焼き肉を食べに焼き肉レストランに行ったんですよ!

店に入った時のテンションの昂りは半端なかったよ、マジで!

僕等以外に客が居なかったら、その場でブレイクダンス踊ってたかもしれなかったし…www

でも、僕ももう大人なんですね。

豚肉と鶏肉はペロッと食べ終えれたんですけど、

牛肉だけが全く食べれなくて…

前書きにも書いている通り、三枚食べたくらいで一気にお腹いっぱいになって…

その後は焼いた野菜だけ食べてましたよ…www

てか、僕の好物が…あの、子供みたいなんですよねwww

ステーキと寿司が僕が好きな食べ物です!

いや、小学生か僕!?

ちなみに、僕は肉派か魚派と聞かれたら、

魚を選びますね。

理由は、寿司が好きだから…

いや子供か僕ぅ!?

ではでは、最後に

ブックマーク、高評価、コメント、お待ちしております!

また次回お会いしましょう!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ