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ノバシールセンス   作者: 硬めの軟骨
7/7

きっと何かが違う

二人だけで過ごせると信じてる。

「なぁ、迷ったよな?」

黒髪の少年は隣の少年に話しかけた。

「……………」

隣の紺色の髪の少年はなにも言わない。

「……………」

「……………」

「なんかいってくれよ…」

黒髪の少年がそう呟くと、

「なんか、言ってくれ?だって?」

紺色の少年は小さな声で呟いた。もちろん黒髪の少年に聞き取れるはずもなく、

「え?なんて?」

その言葉が癇に障ったらしい、紺色の少年は堰を切ったように叫んだ

「なんか言ってくれだって?なぁ、迷ったよなだって?なんで迷ったのかわかってないのか…?どうして、迷ったか、わかってないのか?」

その姿に驚いた黒髪の少年は

「お、おい?フィー?」

紺色の少年、フィーという少年の名前を呼んだ。しかし、フィーは耳に入っていないらしく

「お前が、お前がぁ!お!ま!え!がぁ!地図をぉ!見間違えたから!なんで!逆さまにィィィィィィッ!」

掴みかからんばかりに叫ぶフィーに黒髪の少年は怯えながら

「ちょっ、まっ!やめろってごめんって落ち着けって!」

その二人は薄暗い裏路地で掴み合っていた…

楽しんでいただけたら嬉しいです。

ご指摘等お待ちしております。

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