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第四話~大蚯蚓の壁

2000ユニーク突破…毎回その場で考えながら書き続けてる作品ですが、ありがとうございますと共にコンゴトモヨロシク…(メガ〇ン風)

ソウ青年をサクッと治療した後、換金アイテムを換金して日持ちする食糧や日常雑貨に服などを購入して簡易的な旅支度を済ませると、モウ村から街道を通ってシーセンの街に向かう。


途中のゴブ共や野犬を軽く蹴散らし、街まで10キロの看板を見た後に街の方を見ると、進路に複数の敵対生命反応が見えた。

警戒しながら街まで凡そ5キロ辺りの距離に迫ると、縞模様の長い生物?が複数見えた。


「でけぇなオイ!!」


確かにデカい…ってか、高さ5メートル長さ30メートル超の壁って所だなこりゃ。


試しに解析してみると


大蚯蚓

生命力400

魔力10

筋力100

知力2

敏捷性30

攻撃力200

防御力200

特殊技能

自動生命力回復(80)


これが20匹かぁ…うん、動きが遅めでタフな肉壁だな普通なら。


俺なら倒すのは楽なんだが、これは光線剣以外だと色々と問題が生じるな…


理由?


1…打撃系だと殴った身体が外壁に当たって街の不安がマッハ。

2…射撃系だとオーバーキルで余剰威力が外壁に当たって(ry

3…ドリル系は派手に肉片が散らばって片付けが面倒。

4…神砕きの大剣は、未だ未使用なので初使用はボスっぽい奴にしたいから却下。


うん、真っ当な理由だな。


しかし、都合よく俺の道をふさぐ様に大量に居るなぁ…


なんて考えていたら、敵対生命反応が北上を始めて進路上に人間サイズの生命反応が複数で近付いて最初の一匹を食い止めようとしている様子を見せる。


となれば、死人は出したくないし気合い入れて蚯蚓退治しますかね!!



~side冒険者~


「何なんだよ、クソっ!!」


蚯蚓野郎に斬りつけながら、剣士が思わず毒づくのも仕方ないだろう。


「まあ、俺達みたいな冒険者は遊撃隊として魔物と戦った方が効率的だからな…っと!!」


蚯蚓野郎の体当たりを回避しながら、拳士が言葉を返す。


「しかし、よりによってタフな大蚯蚓とはねぇ…」


弓使いが矢を放つと、当たりはするも表皮に当たった段階で弾かれる。


「遠距離組は、牽制程度にしか役立てないもんなぁ…威力弱いと。」


身軽そうな男は、ナイフを投げながら弓使いの男に同意する。


「《風矢》!!」


魔砲士と思わしき少女が唱えると、ナイフが加速して大蚯蚓に突き刺さる。


「っし!!やっぱ風の補助有ればナイフも刺さるな!!」

「私の矢にも補助が欲しい所ですね…」

「無理…矢に当てるのは方向が狂い兼ねないから苦手…」


剣士が再び斬りつけながら言う。


「蚯蚓野郎に刺さらなくても、こっちには刺さるんだから牽制だけにしてくれよ!!」

「ってか後衛は話す余裕があって羨ましい…なぁ!!」

拳士が蹴りを放つも、大蚯蚓は少し揺らいだ程度だった。


「サイズが違うから、打撃じゃキツいんじゃないの?旦那!!」

「《風矢》!!」

口を狙ってナイフを投げると、再び加速したナイフが口内から上に突き刺さる。


「やったか!?」

剣士が言うと、蚯蚓が下部を凪ぎ払ってくる。


「ぐおっ!!」


直撃を食らって弾き飛ばされる剣士、そして剣士を受け止めて一緒に飛ばされる事で衝撃を減らそうとする拳士。


「っと!!…こりゃ引き時か?」


撤退を検討する拳士だが、何かに気付いた少女が制止する。


「何かが…蜥蜴を倒しながら、来ている…」

「確かに、何かすげぇ音が聞こえるな…」「蚯蚓の倒れる地響きと…何かを切り裂く音ですねぇ…」


その瞬間、彼等が苦労して足止めしていた大蚯蚓が光の様な物に両断された。


『ハァ!?』×全員


彼等には何が起きたのかは分からないが、どうやら彼等の危機が去った事だけは確実だった。



~side end~




試しに光線剣に少し多めの魔力を込めてみる。そしたら3メートルに伸びて太くなった。光線剣・強《ハイパービー〇サーベル》といった所かな。


「込める魔力を増やせば、シャイ〇ングフィン〇ーソードも再現出来るかもな。」


思わず呟きながら光線剣・強を上に向たまま大蚯蚓達に向かい突っ込むと、面白いように両断されていく。

こりゃ楽だなと思いながら進んでいる途中、生命反応が1つ弱っている事に気付く。攻撃を食らった奴がいるのだろう。


回復出来ない場合にヤバいだろうと思った俺は、《加速》を使い蚯蚓両断速度を速める。


最後の一匹を裂いた所に、呆然とする冒険者5人がいた。1人は重傷で。


すかさず《信頼》を使うと、重傷者はあっさりと治っていた。


「ありがとう…おかげで俺も死なずに済んだし、仲間達も退かずに済んだ。」

「助ける力がある以上は、助けないとな。」

おお、善人発言の俺。

「上位治療魔法に馬鹿威力の攻撃…とんでもないなオイ!!」

筋肉ハゲが話し掛けてくる。

「それほどでもない。」


謙虚に締めくくろうとするも


「…あなたの魔力の量、おかしい…」

と、少女が指摘してきた。


「確かに、あれだけの事をしたにも関わらず疲れた様子も無いですしねぇ…」

「俺も速さには自信あったんだけどなぁ…」


「転身解いたら、良くてさっきの回復くらいしか出来ないけどね。」


『転身!?』


「うん、この世界に来る時に女神さんから貰った力。」


再び少女が言う。


「異世界人…だから魔力が…」


ふむ、初めて聞いたな。


「異世界人って、魔力が高い人が多いの?」


「…魔法無き世界からの異邦人…抑圧から放たれ、膨大な魔力を発現する…私の家の言い伝え…」

「異世界なんて滅多に居ないから、そんな話は知らなかったよ俺。」


少女の言葉に、剣士が反応する。


「まあ、とにかく助かったし街に戻るか…あんたはどうする?」


筋肉ハゲが聞いてきた。


「流石にモウ村から3日かかったから、たまにはベッドで寝たい所だな。」


「モウ村から3日ってなぁ…」

「ヤベェ、俺の自信が崩壊寸前…」

「完全に人外ですねぇ…」


転身を解きながら


「おい、ハゲにチャラ男にイケメンさんよ…言い過ぎだろそりゃ…」

「いや、俺も今の体型変化で同感だ。」


デスヨネー剣士さん。


仕方なく他の連中と街に向かう途中、少女が近付いてきて小声で


「…後で話が…泊まり先の部屋に行く…」

と言ってきた。


まさかのフラグ成立!?


いやいや有り得ないでしょ、170センチあれど100キロ超のピザ体型だよ俺。


しかも、将来的に美人になるだろうテンプレクール系お嬢さんだぜ…


思わず何でか聞き返すと、言い伝えに関連した話らしい。


よし、やっぱり恋愛フラグ成立はない(笑)

今回使った能力の説明~()は消費魔力


風矢(5)

遠距離攻撃の威力を1.5倍にする反面、弓による矢の命中低下(ボウガンの矢は命中低下無効)


光線剣・強(75)

光線剣×1.25

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