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第三話~強襲、翼蜥蜴

ワイバーン到着が早すぎるけど、そこは練り込み不足の作者が悪いって事でスルーして下さい(はぁと)

「嘘だろ!?何で翼蜥蜴ワイバーンがこのエジアにいるんだよ!?」

「翼蜥蜴なんて、私達の勝てる相手じゃない…」


ほぅ…まあ、ゴブナとでも苦戦する範囲じゃ厳しいだろうし、翼蜥蜴を解析してみる。


ワイバーン

生命力530

魔力170

筋力160

知力48

敏捷性380

攻撃力370

防御力365

特殊技能

火炎弾



動きは早そうだな…スーパー仕様だと避けられるかもだし、「何ぼーっとしてるんだ!!」あのマインドコマンドなら問題なく当た「カズヒコも早く退きなさいよ!!」るだろうけど、頼りすぎるのも問題だし…「火炎弾だ!!避けろ!!」素の経験も積む意味で、リアル仕様でいくか。


聞こえていた声をスルーしながらリアル仕様に転身すると、何かが当たる衝撃と共に俺の周囲が炎に包まれ…消えた後には当然の様に無傷な、リアル仕様の俺が立っていた。



~sideグブル~


翼蜥蜴の眼に事前に施された転写からの映像を見ながら、俺は笑いに歪む表情をしていた。


「たわいない…蜥蜴如きに、怯えて呆けて焼き尽くされるとはな…」


と、翼蜥蜴も嘲笑ったのか映像が狭くなり…炎が消えると、映像が広がった。

驚愕に目を見開いたのだろう…


奴は無傷だったのだ!!


この俺ですら、翼蜥蜴の火炎弾が直撃するのは避けたいというのに、直撃した後の奴は全く変わらぬ様子で立っていた。


再び映像が狭くなる…恐らく、プライドが傷つけられ怒りを込めて見ているのだろう…と、火炎弾を連続で吐き出し続ける。


その後の光景は、衝撃的だった。


おもむろに右手が短い棒を掴むと、棒から光が伸び始めて先端の尖った1.5メートル程の針の様な形状になり、火炎弾に向けて振るう度に真っ二つに割れながら翼蜥蜴の方に打ち返された。


打ち返すか切り裂くの片方ならば理解出来るが…両方同時だと!?あり得ん!!


割れながら打ち返されたからか、翼蜥蜴の周囲に分かれながら飛ぶ火炎弾は翼蜥蜴には当たらず、何もない空中ではじける事になる。



…これは、王族を滅ぼす事で早急に抵抗を諦めさせるしか無いな…

こんな有り得ない存在には、真っ向勝負なぞ下策の極み…翼蜥蜴すら何匹送っても無駄だろう。


貴重な戦力は失えない…そう判断した俺は、眼を通じて翼蜥蜴に撤退の指示を出す。


翼蜥蜴が撤退を始めると、左翼のバランスが崩れたのか映像が狭まって左下がりになり、暫くして体勢を立て直したのか水平に戻った。


攻撃の痛みで視線が狭まったのは理解出来たが…割と離れた位置から、見えない間に何をしたのだ!?


「…これは、戻り次第に接触した個体を確認せねばな…」


映像を閉じ、部下に翼蜥蜴の厩舎の準備を急ぐ様に指示を出すと、迅速なシアン城攻略の為の策を練る事にした。



~side end~




プライドが刺激されたのか、火炎弾を連続で吐き出してくる。

俺は短い棒~光線剣の柄~を取り出すと、1.5メートルの長さの見た目は光の針である光線剣を生み出す。

そして、飛んでくる火炎弾を全て打ち返す様に切り払うと、狙い通りに翼蜥蜴の周囲を割れた火炎弾が通り過ぎて次々と爆発していく。


「た~まや~♪」


ふと3人のいる方を見ると、何やら奇妙な物を見るかの様に見ながら


「…直撃して、何で無傷?」

「…何よ、あの針みたいなの…」

「火炎弾を…打ち返して…切る!?」


『あり得ん(ない・ねえ)!!』


「失礼な…現実なんだから仕方ないと割り切れ。」


『無理。』


お前ら即答かよ。


と溜め息をついていると、翼蜥蜴が逃げ出す気配を感じたので挑戦状代わりに光線銃を取り出し、ある程度離れた辺りで左翼のド真ん中目掛けてトリガーを引くと、狙い通りに50センチ程の穴が開く。

翼蜥蜴はバランスを崩した様だが、暫くして立て直して飛び去っていく。


翼蜥蜴が見えなくなった辺りで転身を解くと、消費した魔力のせいか疲労感が襲ってくる。


ダルそうに額の汗を拭う動作をしていると、後ろから声がかかる。


「本当に体型が違いすぎる…ってのは後にして、あの様子だとたぶんワイバーンは倒せたのを見逃したのよね?」


「ああ、あの挑戦状ね。」


「挑戦状?」


「そう、これよりヒドい状態になりたければ幾らでもかかってこい…ってな。」


「ってカズヒコ、あんたなら大丈夫だろうけど何時までも居る訳じゃないだろ!?」


「うん、だから俺が相手なら『厄介な奴がいる戦略的価値の低い村より、まだ戦い易い上に戦略的価値が高い、戦争の勝利が決まるぐらいの決定的な場所を潰そう』と考える。」


「決定的な場所…シアン城か!!」


「そこがエジアの王族の住処か…食糧を整えたら、すぐに向かいたいけど…道が分からないんだよな…」


「途中にあるシーセンの街やカンチュ砦は身分証が必要だからな…」


「それに、ソウ青年の治療をまだしてない…そうだ!!まずはソウ青年を治さないと!!」


「ソウ…リンちゃんを守る為にズタボロになったアイツか!!」

「治療って、良い薬でもあるのか?」

「いや、俺のマインドコマンドの1つで治す。」

「回復まで出来るって、つくづく魔砲士の私が可哀想になってくるわ…」


「でも、今の魔力じゃキツいし…転身状態の方が自警団も見ていたから受け入れ易いだろうし。」


とスーパー仕様に転身する。


「この状態だと、生命力魔力が早く回復するんだ。」


「その姿…見た目のダイエット効果といい、つくづく便利だな…」


「まあな…んじゃソウ青年をサクッと治療しますか!!」


と言うと、冒険者3人を従えて村に入る事にした。

今回使った能力の説明~()は消費魔力


火炎弾(30)

最大魔力×知力÷100


光線剣(50)

攻撃力×(筋力×0.75+知力×0.25)÷200


光線銃(40)

攻撃力×知力÷200

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