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夜空の願いを(仮)  作者: 澄蓮
第一章 「壊れた世界(なか)で」
11/11

壊れた世界

永遠に続くものはない

だから、今を生きられる

それは、現実への回帰。


リリリリーーー!!


目の前にはいつもの白い天井。


再びの目覚め、意味のない世界へ

私は戻ってきた。



あれから何度後悔したか・・・私には分からない


けれど....、時と言うものは怖い。


私の心の中にある、記憶・想い、はこの4年と言う歳月の中で、少しずつ色褪せていった。


私の名前は、

詩を望むで「詩望 希」(しの のぞみ)

今年で19歳と2ヶ月。


現在は、新都から約10キロほど離れた

所に住んでいる。


ギリギリ安全圏内、C級汚染区域。


ボロボロの、石の建物。

かつては病院だったのだろうか?


今は見るも無惨な姿へと変貌している。


ここに滞在するのも今日で10日目。


そろそろ、ここも危険だ・・・


何処にも所属していないフリーの女性。

それも、若い女性など・・・・


ペットボトルの水、汚染されていない水を頭にかけ、意識を覚醒させた。


(・・・よし)


過去の地図を広げ、今の場所に新しく×印を

マークする。

地図の至るところに×印がマークされているのを見ると、かなりの場所に彼女が行った事が窺える。


長い黒髪を後ろへ縛り、更にそれを縛る。

彼女の髪は綺麗な漆黒の光沢を放つ。


動きやすい、服装。

下は迷彩柄の軍用服、上は黒の伸縮自在のシャツの上に少しお洒落なベストを着る。


長い睫毛に切れ長の相貌、少し頬が痩けていても、強烈な力を放っている。


何が彼女をこうまで変えたのか?


それを語るのは、もう少し先になりそうだ


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