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そら

作者: 中島正晴

自宅ー職場の往復を繰り返す。抜け出す自由はあるけれど、それはあるのと同じくらい実際にはない。

朝起きると、冷たい雨が降っている。早く身支度をしなくちゃと思いながらも、こんなふうにボンヤリとしてしまう。

何か大事なことを思い出せない。思い出させそうで、思い出さない。何か大事なことがスッポリと抜け落ちているのではないか不安になる。思い出せるのなら、そのときはまったく違う状況に自分が置かれた時なのかも知れない。

今日は午後から晴れる、らしい。空に向かって一言「あ~」という声を出してみる。声はすう~っと雲に飲み込まれてゆく。

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