イッツオートマティック なんでかついつい考えちゃう「連想の癖」…、あなたもありませんか?
運転してると、いっつも周りの車のナンバープレートに目が行く。
信号待ちの間とか、前の車のナンバー見て「何か意味があるのか?」ってつい考えてしまったり。
昔、まだスマホなんてなかった頃。たまに電車に乗ると、切符の端っこに印字されてる6桁数字を加減乗除して「10」にする、って暇つぶしをよくやってた。
「この図形からマッチ棒1本だけを動かして〇〇って文字をつくりなさい」みたいな脳トレクイズとかも好きだったんだけど、そんな感覚に、どこか近いのかもしれないな。
もっと言うなら、小学生のころ。登下校時や、友達の家との行き帰り。横断歩道を渡るときに。
どうしてかなぁ いつもその白線の数を いっぽん、にほん、って数えて渡っていた。
ここは8本!
コッチは7本だ!
自分でも不思議だった、意味不明なクセだなって自分でも分かってたけどどうしても、数えちゃうんだなー。あれって、どうしてなんだろう?
そんな感覚にも、近いかも。意味なんてないのにさ、なんでか やめられないんだよね。
「10‐12」は‥‥ドイツ? ワンボックスカー、8人乗りだ。
ああ、サッカーチームのステッカーが貼ってあるなあ。
きっとサッカー好きな人なんだろうな、子供達もやってたりするのかもな?
試合や練習でサッカー道具や子供たちを載せて、おっきなこの車で走り回っているのかもなぁ。
「11‐88」は「いいパパ」かなあ、家族思いのお父さんの車なのかな?
いや、「いいハハ」ってこともありうるな!
「11‐22」は、いいふうふ、か。うん、考えるまでもないな 笑。
「222」にゃんにゃんにゃん、ネコ好きかなあ? ああ、ネコのステッカーついてる。
「10‐13」あっ、お世話になってます!ボディーに動物病院の文字。獣医さんだ。
てな具合に、ハンドル握りながらついつい、勝手な想像の翼がどんどん広がっていっちゃうんだな。
車のナンバーを自分で選べるようになってから、持ち主の拘りが番号に現れてることが多くてその意味を考えるのが謎解きしてるみたいで面白い。
色んな面白い番号に出逢ったけど、一番印象に強く残っているのは「41‐01」と「14‐10」かもしれない。
休日出かけた先でお昼時、ふらっと立ち寄った街道沿いの食堂。
窓際の座敷に案内されて、注文をして。待ってる間ぼんやり窓の外を眺めてた。
道を挟んだ向こう側に1軒の民家。その手前には道に沿って、細長い駐車場。
そこに、数台の車が停めてあった。
よく見ると、左端に同じ数字の車が2台並べて停めてあった。
「14-10」
えーどっちも一緒のナンバーだ。面白い、こんな偶然ってあるんだ。
・・・え?偶然?
ホントかな?って思って、更によーく見ると、一台飛ばしてもう一台が「41‐01」を付けていた。
ええ?なんだ?
「410」にえらいこだわりがあるんだな。まさか持ち主、同じか!?
410って、なんだ?410・・・よんと、じゅう。よん、とお。
フォー、と、とお。 フォー、トー。
「フォート―」!
あっ、そうか!!、えっ、ここ「ほうとう」の店じゃん!! Σ(゜Д゜)!
えっ、じゃあ「1410」、頭の「1」ってなんだ?
「いー ふぉーとー」か!!
「14-10 いいほうとう」が2台あった。
3台目はきっと 41-01 ほうとう、ナンバーワン!(≧▽≦)
道向こうのお宅はこの食堂オーナーの自宅なんだな、その駐車場に違いない!!
滅茶滅茶スッキリした瞬間だった。
運ばれて来た熱々のほうとう。うん、えらく美味しく感じた。
確かに「いーほうとう」だったな!!