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メイドだって戦闘職です  作者: カエデ
二章
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開戦!リネルティスの防衛②

 気が付いたら膝の上でこれでもかと甘えてくる幼女に、とても甘やかしたくなるのを抑えて、取り敢えず聞かなきゃ行けない事を聞いてみる。


「ねえ、あなたはコトネなの?」

「そうだけど、そうじゃないよ」


 うん?

 一体どういうことなのかな。


「えっとね。私は皆だよ。だからこうしてーー」


 急に九本の尻尾が光出して、そこからムギやアズキ達全員が出てきた。


「「お母さん!!」」

「うわっ!?っと...」

「皆は私一人に合成されちゃったけど、こうして呼び出す事はできるんだ。だから何時も皆一緒なの」


 そう言って笑いながら、空いてる場所に抱き着いて混ざりだした。


「あ!そう言う事なら名前付けないと...」


 それからは皆で名前決めのための家族会議が始まった。

 皆自分達の妹みたいに思ってるのか、色々と名前を上げていく。


「それならプリムラなんてどうかな」

「それがいい!」

「え〜シナモン可愛いと思うよ」

「イチゴの名前も可愛いけど、プリムラのイメージとちょっと違う」

「そんな〜!ツキミは一個も出してなかったじゃん!」


 新しく加わったプリムラも皆と仲良く、と言うか甘やかされそう。

 これでゲームの中とはいえ、十人姉妹の大家族になってしまった。


 暫く休んだら、まだ戦闘してるだろう場所に向かって飛んで行く。



◇◆◇◆



 ライムの転移で向かった西側だけど、まだ敵はいなさそう...


「ふふ...」


 そう言えば最近は篭って研究ばかりやってて、丁度いい相手に新作の魔法の実験ができてなかったな〜


 と、言うわけで。

 敵の出現先かは分からないけど、目の前の平原には足の踏み場所のない。

 魔力が見える人が見ればその密度にびっくりするだろう量のトラップをしかけた。

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