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詩集Ⅲ  作者: 蓮井 遼
5/30

詩「シンガーソングライターに憧れた詩人」

こちらは、嘗て、別のSNSに載せていた詩ですが、そちらを削除するため、こちらに移しました。


どれほどに苦しめば

死ぬに値するというのたろうか

あの時も 

この時さえも

まるで自分にされたかのないように

自分に及ぼしている


がんばってなんて

もういいよなんて

正直に伝える資格があるかのような

シンガーソングライターに憧れた


カラスミに似た世界を

もっと手で覆うかのように

死ぬまでのルートがわからない世界に

放り出されるのは人っ子ひとりではない


あなたに会えて良かったとか

アイヘイトユーとか

赤裸々に歌う人達を

真似ることができてよかったでしょう


シンガーソングライターは苦しむ

それがまるで誰かを癒すかのように

そうして命がわからなくなっても

迸るところから投げつける暗号に

時刻を揃える

ここから行こう

まだ一緒にいこう

そんな感じで

皆が呼吸を整えるように

命を忘れるかのように

命を呼び起こしたように



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