表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
詩集Ⅲ  作者: 蓮井 遼
3/30

詩「ういっす」

何が折角かはわかりませんが、折角なので新しい詩をかきました。


哲学とはなんだろう

生きてはいるとしてあくる日には死んでいるとして

いくつの目が見ているのだのろう

いくつの歳がどれだけ転がり落ちていくのか

転がり落ちればそれだけ

人生の砂利道を担ぎとって

てっぺんに戻りたくても

重くて戻れやしないな


呼吸するかのように

言葉があふれ出てきて

どうせ令和なんだ

うちらは明治には何をしていたのだろうか

へんだ

彼らは異国のことさへ知りやしない


半分だか二十パーセントだか

生きている記憶を除いたら

もしかして死んでいるかもだ


スペインの牛追い祭りやメキシコの死者の日を見に行きたいな

どうせなら闘牛も見に行きたいな

でも牛が殺されるのいやだな

死ぬのはいやだな


仕方なく生きていてもそのままでいたいな

お願いを受ければ生きざるをえないわけで

多くの物が残るとして

それらは生活の垢のようなもので


まだ行っていないところがあるからさ

転がり続けて

いずれくたばるくらいが丁度いいか

ういっす まあまあだ











評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ