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詩集Ⅲ  作者: 蓮井 遼
26/30

詩 在罪(zaizai)


久しぶりの詩でしょうか。更新遅くてすみません。いつも読んで下さりありがとうございます



息をしている

意識を保てている

この奇跡に殆ど誰も自覚はない

あの事故からX年

この飛び降りからYヶ月

生きていることで

時計のアラームはこのままで

またいつでも帰っていけるようにして

障害物を飛び超えていく

というのは嘘くさくて実際は

体当たりしたら道が開けた

だけどじゃあもう何メートル

何キロメートル先に大きな落とし穴が

あるかなんて知らない

何周目走り抜けて誰も一緒に走らなくなって

いよいよ落ちた時に

誰がその穴に花を手向けるというのも

わからない

いったい誰が


でもこの息している現在も

まるで食べるだけに稼いでいるかのような

閉塞感もこうして体験している

やがて離れていく景色も今はこうして

共にある

それは嘗ては見えなかったものだ

変わりゆくことを知りながら

只中にいる

先を怖れてばかりで今を怖れないのは

どこかずれている

怖れた先は今と化せば怖れなくなるのは

なんだろうか

息をしている人の課題

在罪



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