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詩集Ⅲ  作者: 蓮井 遼
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らせん



何周してそれでも

まだこの後ろ向きな思いはある

ささみ肉のような

淡白な生き方で

地球に還りたいのは

逸脱してる黄金猿の

儚い願い


どこか遠くに行って

誰も知らないところへ

そこで出会えたゾウガメを

最後に思い出すのか


最初の人間があまりに若いとしても

わたしのこの世紀にあの人はあの人のままで

線香に成ったあの人の

一所懸命に働いた生き様はいったい何だったのか

輝いているのは遠くに連れ出したところや

遠くのところのお話ばかり

明暗 彩度 寒暖 ノイズ

知ることと知らずに過ごすことはリブラ

そうやってこれからも迷って彷徨う







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