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詩集Ⅲ  作者: 蓮井 遼
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砂時計の考察

こちらの文は過去に書いたのですが、まだ公開していなかったのと、読み返して気に入っているので挙げました。


なにがしかの優勢を持っていた

けれども社会には必要がなかったみたい

受け入れられる性質を保持したところで自分が見えない

砂時計のなかに自分はいるみたいだ

この砂時計から出たいと思う

せめて店のなかで並んでいる砂時計を比較して気に入ったものを繰り返し見ていたい

信号待ちしているあの人も自分の砂時計に埋もれているらしい

ひとりで埋もれる

ふたりで埋もれる

五人で埋もれる

三十人で埋もれる

もっと多くの人で埋もれる








・・・・・・・・・



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