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詩集Ⅲ  作者: 蓮井 遼
18/30

STILL


随分と空いてしまいました。少しずつ動き出していきます。いつもありがとうございます



この時点で

永遠はまだ先だった

どの地点でもあなたは何歳だった

つまり未だに生きてはいたが

止めてほしいと願う年はとうに超えていた

よなよな配信は流れていた

階段を一段飛ばしするように生きることはできないものだ

自分を捨てたくても捨てられないし

お調子者のときも凹んでしまったときも

絶えず自分に包まれて作り変えられていく

どうやら人生において何が正解かはわからないようだ

そしてこの人生は生まれたところで

色んな異常と当たり前に地ならしされている

君と私のどちらが認識の範囲が広いかというのは知らない

数秒無駄にはできないのに気分がのらない

ということもあるだろう

恵まれているということを感じられず

ただ不満ばかりが募ることもあるだろう

永遠からますます遠ざかっていく

自分一人の人生ではないということなのだろう


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