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詩集Ⅲ  作者: 蓮井 遼
11/30

詩「凹み」


悲しいことが起きて、悲しみが蝕んできたので詩にしました。


同じように悲しみを感じた方の少しでも癒しになれたらさいわいです。



こんな日は

心に寄り添う歌を聞こう

自分には平気じゃないってことが

わかったから


ぽかりと青空に浮かんだ雲は

可愛らしく見えたけど

からっとは笑えなかった


その気持ちのまま続くのだろうか

日々は流れていくというのに

日常が暗黒になっても

求められる日常が正常だという


わかってはいるのだ

そのままで生きようとすることが

忘れるというわけではないことは


潰れたグミは元に戻るまで

そっとしてほしいのに

スライムのように

駆り出される


喪失に解決する時は予測できない

今は弱くても生きていようという

けれどその号令にすら

自信はない


暗雲漂う空の下で

快活に振る舞っても

光は暗くて

辺りが見えない


それで普通なのだろう

暗中模索したところで

転ぶのがやっとのところ


それで次第に凹みが戻るなら

周りでスライムが騒いでいても

馴染めないことは気にしないで

私のペースで戻ればいい









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