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射とめた先にあったもの  作者: 手羽先
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はじまり

初めて小説を書いて初めてサイトに載せました。

続けていけたらなと思っております。



いち


「ゆうり!明後日の夏祭り一緒に行こうよ!」


この女の一言で俺の人生が大きく変わるとは思わなかった。


俺の名前は侑利(ゆうり)

金髪碧眼だと自覚しており学校ではとても目立っている。それがとてつもなく嫌で。

何故かと言うと……


「ねぇ。ゆうりくん♪今度遊びに行かない?」


「ゆうりくん!次の時間の宿題教えて〜」


「ゆうりくん!」

「ゆうりくん!」

「ゆうりくん!」


うるさい。女子からの話しかけられるのが本当に憂鬱。

メガネにしても何かの拍子で追いかけられる。

黒髪にしたところで何も変わらなくて。

女子禁制の弓道に入部をしている。


女子と男子と性別で分けられた部活はこの部活以外無くて。


(救済部と俺は陰で呼んでいる。)


その部活では、集中して打ち込む事ができて今は部長になって部をまとめている。


そんな部活がない日に帰ろうとする俺を止める声。


「ゆうりーー!!!!!」


この声だ。めんどくさい。

見なくても分かる。摩耶だ。

茶色の髪の毛で少し派手なメイクをしたカースト上位の女。ぶりっ子っていうのかな。

半年前からずっと付き纏ってくる女でうざい。

こいつの誘いは本当に面倒で、こうやって話しかける時はいつもいつも誘いだ。


今日だって嫌な予感がする。


断っても抱きついてきて無理やり了承させようとする自己中心的なアピール女。


こんなにも嫌がってるんだから引き下がってもいいだろ。


「侑利!明後日の夏祭り一緒に行こうよ!」


無視だ。無視。


「あ。無視した?そしたら家まで付いて行っちゃおーかなー!」


と言い出した。


「うざ」


俺のこぼした言葉に摩耶は


「よし!じゃぁ、明後日の4時にあの公園で待ち合わせね!」


ドタンバキャンセルでもしよう。


「来なかったら、家までついて行くからね!」


あぁ、クソ。


「わかったよ。」



この俺の一言で全てが変わってしまった。

誤字や言葉や漢字の誤りが、あれば指摘下さい。

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