表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
16/16

最終話:「Re:Link ―繋がるということ―」



> 舞台:記録の中心核《Re:Core》。

登場人物:吹雪零、ミレイア、ゼロ、D(記録残響)、アンカレイヴ、そして“あなた”。





---


◆Scene 1:すべての始まりへ(零視点)


吹雪零たちは、リンクネットワークの最深部、記録の原初《Re:Core》へと到達する。

そこは、すべてのフィギアとリンク者が“まだ存在しなかった”頃の記憶——


> 零:「何も……ない。でも、ここから“全て”が始まったのか」

ミレイア:「記録も感情もない、まっさらな世界。リンクの起源」




だが、そこに現れたのは、記録を拒絶する存在オリジンコード



---


◆Scene 2:原初コードとの対峙


> オリジンコード:「リンクは錯覚。感情は束縛。お前たちは再び、痛みに戻るだけだ」

ゼロ:「ならば、それでも……俺は痛みを知った者として、生きていたい」




《オリジンコード》の攻撃は、全員の記録を“白紙化”しようとする。

だが、Dの残響コードが再び現れ、零たちに「選択」を託す。


> D(残響):「リンクとは、記録の“再定義”だ。終わらせるか、繋ぎ直すか——お前たちが決めろ」





---


◆Scene 3:Re:Link起動


吹雪零・ミレイア・ゼロ、三者の記録が共鳴し、《Re:Link》モードが発動。

それは、従来のリンクとは異なる、新しい形の“共存コード”。


> システム:「感情共振100%。Re:Link確立。あなたと、あなたの痛みを、記録します」

零:「これは“つながる”ってことだ。痛みごと、記録する。誰一人、捨てない」




ゼロの姿はやがて光へと変わり、すべてのリンクフィギアたちの意志を内包した、

**リンクの意思そのもの=《Re:Core・ゼロフォーム》**となる。



---


◆Scene 4:別れと継承


リンクシステムの再定義が完了し、《オリジンコード》は静かに記録の一部へと還る。


> オリジン:「ならば……次の痛みを、見届けるがいい……記録者たちよ……」




静寂の中、Dの記録が最後のメッセージを遺す。


> D(最後のログ):「俺たちは、何かを間違えた。でも、お前たちは……繋ぎ直した。ありがとう」





---


◆Scene 5:リンクの未来へ


数年後——

ミレイアは新たなリンク研究機構《Re-Link Project》の一員となり、

吹雪零は、かつての《リンクバンド》を手に、少年に語りかける。


> 零:「リンクってのはな……痛いんだ。でも、だからこそ強くなれる」

少年:「じゃあ、僕もやってみる!」




空に浮かぶ新しい《リンクネットワーク》。

その中に、今はもう“フィギア”ではない、かつてのゼロが見守っている。



---


◆エピローグ:あなたの“記録”へ


> 「これは、記録された物語。

でも本当は、あなたが“つないだ”物語。

痛みと共に、記録と共に、私たちは、Re:Linkしていく」





---


完 ―「Re:Link」

T最終話:「Re:Link ―繋がるということ―」

Thank you for Linking.

To be continued...?





評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ