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ゆか、ごめん
《登場人物》
新堂 ゆか(しんどう ゆか)
服部 幸馬
ピーホーピーポー
意識がうっすらしてる中、頭の奥の方でなってる。
真っ暗で何も見えなくて、身体が動かない。
~数分前~
ゆかの家にバイクで向かってる途中、ものすごくスピード走ってるトラックが後ろから突っ込んできた。
俺はゆかのことで頭が一杯で、前しか見てなかった。
突然のこと過ぎて訳が分からなかったが、ただ一つ分かる事があった。
【俺の身体が宙に浮いた】
宙に浮いた俺の身体は、バイクと一緒に地面に叩きつけられ、そのまま何回転かした。
そして気付いたらサイレンの音がしてた。
ゆか、誕生日お祝いできなくて、ごめん。
※こちらの作品はノンフィクションです
2018年にうるう年はありません。