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⑼『価値観転倒の、夜の鳥』
⑼『価値観転倒の、夜の鳥』
㈠
いつから、こうなったんだろう、小説を書く日々である。殊更に、苦痛もなく、手の運ぶ感覚を維持している。暑くでも、寒くても、内容にはそんなに、影響しない。一年中、昼の光と、夜の闇は、存在するのだから、俺にとっては、そのことは、好都合なのである。
㈡
つまり、そんな日々の中で、夜の鳥を待っているんだが、何せ、事の次第が抽象的だから、どうにも不確かな夢なのである。俺は俺を全うしても、夜の鳥を、見ず仕舞いかもしれない。しかし、夜の鳥に関する小説は書けている、これは、価値観転倒の、好転の部分だろう。
㈢
事態の悪化を、また、その兆候を、見逃すことなく、適切に対応することは、非常に大切だと思う。その反面、人生で、一度は、価値観転倒するほうが、死までの起点が出来て、自己で自己の位置を知ることが出来る、これも、良いことだ、と思うのである。




