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⑺『価値観転倒の、夜の鳥』

⑺『価値観転倒の、夜の鳥』



下り下る坂の上に、陽が昇るのを見ては、今日も、奇跡は起きなかったと、絶望する小説家、その話を書いてみたが、いや、正確には、書こうとはしたけど、書いてみても、うまく運ばなかった。こんな絶望をも、受け入れてくれるのは、芸術ではなかったか。



芸術の許容量は、我々が思っているよりも、はるかに大きなものだ。とうに、学生からそれを逸脱して、社会の歯車に入る時に、その定刻、俺は俺以外のなにものにも、なれなかった、または、ならなかった、もう一言言えば、なろうともしなかったのだ。



つまり、価値観転倒を避けたのであって、これでは、自分でも思うよ、夜の鳥は飛ばないだろうし、そんな芸術が書ける訳もない。宇宙で息をしながら、泳ぐ夢を見るくらいでないと、夜の鳥は、飛ばないだろうし、俺にもそれは、痛切に分かっていたのだ。

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