表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
16/20

⒃『価値観転倒の、夜の鳥』

⒃『価値観転倒の、夜の鳥』



どうかしている、どうかしちまう、どうかなってしまう、こんな悲観とともに、共生していたら、それは発狂もするだろうという、同情の果て、お前は俺に、何かを通告するかもしれない。しかし、それは当然だとも、思うのである、正しいとも思う。



言ってしまえば、俺は、悲観をも、小説にするために、生きているのだから、傍の悲観も、必要物なのである。それもこれも、価値観転倒が、起点になっていて、俺は恐らく、人生で数度、価値観転倒してきた様に思うが、それは確かに、その通りなんだ。



夜の鳥、夜の鳥、夜の鳥、何度でも叫んだ精神が、苦労の末、報われない現実で、俺を抹殺する。死刑の様なものだが、それでも、メタファとしての、小説家の死刑は、二度と小説を書くな、と言う言葉だろう。絶望の末の、絶望のメタファだ、夜の鳥よ、救抜を。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ