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⒂『価値観転倒の、夜の鳥』

⒂『価値観転倒の、夜の鳥』



スロウな、態度で、生き抜くことを決めた人間が、その決定時の刹那に、価値観転倒し、物事の負荷がかかったとすると、今度は急速な危険状態に陥るだろうし、それこそ、スピードが命となって、全生活に、襲い掛かってくるだろうという、恐怖すらある。



どうだろう、しかし、その末に、夜の鳥が見られたら、俺は、俺ならば、歓喜するだろう。とはいっても、それは奇跡に近いのであって、我々は、奇跡を見るために生きているのではないのだが、俺はその奇跡を見るために生きているのである。



小説家とは、そういうものだ。『地獄変』じゃないけれど、それくらいの強度の精神を持たないと、小説など本当は、書いてはいられないのだろう、そう神に問われれば、そうです、と答えるところが、世の小説家も同意するだろう、俺も同意するだろう、と言う位置に俺は居る。

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