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⒀『価値観転倒の、夜の鳥』

⒀『価値観転倒の、夜の鳥』



夢を見ることは、勿論、悪いことではない。夜の夢、現世の夢、俺はどこまでも、その夢の影を追いかけて行くだろうが、それは身体的というよりも、小説的である。小説と言う夢を見たい、小説家になる夢を見たい、と言う訳なのである。



そうであれば、大きな傷を負ったとしても、小説家を夢みることは、メタファで言えば、夜の鳥を見る様なものなのである。イライラなんか、しないのだ、俺は俺のペースで生きていくことにしたよ、これ以上、疲労を重ねないためにね。



それでも、価値観転倒を起こしたら、俺は何かを変えるだろうし、何かに変わるだろうから、怒りや悲しみを、小説にできたら、幸いだな、と言う風に思うのだ。それは、きっと、小説家にとって一番難しい、現実を小説にする、と言う困難だから。

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