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⑿『価値観転倒の、夜の鳥』

⑿『価値観転倒の、夜の鳥』



どこもかしこも、俺の居る居場所ではない様だ。初めから決まっていたのだ、と神に断罪されれば、それはそれで、納得はするものの、俺は夜の鳥を見るまでは、死なないだろう。死ねないだろう。夜の鳥を見れれば、成仏できそうである。



一般に、俺は俺が思う程の俺ではないのだろう。馬鹿だし、抜けているし、物事もうまく運べない。しかしどこかで、価値観転倒を待っているのだ。潔く、俺ほ俺を全うするために、生き生きと生きるだろう、難しいことなど、本当は、何もないのだ。



そうであればこそ、俺は出来る限り、小説を書きたい。書き続けていたい。俺の最大限の努力というものを、小説に注ぎこみたい、と言う訳なのである。であるからして、そのどこか遠い場所にある、小説の光の在り処を、俺はずっと、探しているのだ。

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