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ドラゴンクラン 幼龍編  作者: 木苺
    再び春!
112/112

合流

(境川のほとり 白樺林前、

 ボロン・ミューズ・帰郷してきた清明の テントを二つ張っての生活)


ミューズと清明は 白樺樹液をせっせと集めて回った。


ボロンは ダーさん雄や若鳥達の訓練につきあった。

清明も 雄達にまたがって乗客役を務めた。


清明を乗せて浮橋を渡るのは、オットーやオットットにとっても 清明にとってもドキドキものであった。


それでも 日に何度も 浮橋を渡る稽古をしている間に お互い慣れることができた。


若鳥達も 平均台のように幅の狭い道を歩いたり、

飛び石を渡ることも覚えた。


メリーとメモリーもボロンやミューズを乗せて、高さ1mの平均台を連ねたところを走り抜けたり とびとびに置かれた高さのちがう平均台を次々飛び移りながら走れるようになった。

 「これなら 安心して冒険旅行にも同行してもらえるね」ミューズ


オットーは 人(清明)をのせて平地を安定した速度で走ることを覚えた。

 これは 清明にとっての騎乗練習にもなった。


オットットはオットーといっしょに農具を引っ張る稽古もした。

これは オットットがリズムを刻みながらオットーに一定の速度で歩かせる訓練でもあった。

 結果的に 荒れ地の一部に牧草の種がまかれた。



(境川ほとりシラカバ林前 5日目)


起き抜けに スカイが キャンプ地に転移してきた。

なんでも 一度 館に転移して それからミューズやコンラッドと連絡を取り合って

こちらまで転移してきたらしい。


「ただいまー

 今回は お土産がなくて ごめん」スカイ


「おかえりー

 朝食は?」ミューズ


「もちろん 一緒に食べたいな。

 コンラッド達は昼食に間に合うようにこっちに来るらしいよ」スカイ


「そっかー。

 白樺の樹液採取の見学に ギリギリまにあいそうで よかった」ミューズ


・・・

その日の夜は 久しぶりに全員そろったドラゴンクランの(地上部)メンバーで宴会をした。


「これから また 新しい1年が始まるね♡

   楽しみだなぁ♡」


ゴンは シラカバドリンクを飲みながら うれしそうにしっぽを振った。

とりあえず ここで 一度 区切りをつけたいと思います。


読みに来てくださった皆様に 心から御礼申し上げます。

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