七章 君の名は。
ここから意味はないです。↓
「お前、どう言うつもりなん?」
「まぁ、何ていうかさ、その…」
「ハッキリしろよ!!!」
「ご……ゴメン…………」
特に意味はないです。↑
「お前……! いい加減にしろよ……! (- ’-※;)」
そう言うと火の玉は静かに怒り、
フワッ………!
ゆっくりと浮き上がった。
「わわっ、リーダー! 落ち着きなよー (^∆^ ;)°。」
「この子、ねてるだけだよ。僕が起こしたげようか?(°° )」
「いや、その必要はない… 俺が叩き起こしてやる…(-’’-※)」
浮き上がった火の玉はゆらゆらと移動する、そして寝息を立てる龍の顔の前で止まった。
「………これが唸閃鬼の力だ……人間のガキめ…」
火の玉は「スォ〜」と息を吸い込み、燃え盛る体がまるで風船のように倍ほどに膨らんだ。
「くらえ……!」
そして龍に向かって口から猛烈な息を吹き付けた!!!
ブオオォォォォーーーーー!!!
「ーーーぅあっっっづ!!! ∑(³口³; )」
龍はあぐらをかいたまま飛び上がり、大慌てで頭を叩いた。
「うあああああぁぁぁ!!? 何だ何だ!?
アッチ! アッチ! アッチーー……」
自らの髪の毛を触りながら慌てふためく龍を見て、もとの大きさに戻った火の玉は満足げに笑っていた。
(さてはこいつ……相当のドS………!!)
「フン…! だから言っただろう。あまり俺を怒らせるなとな………(- -)フン」
「今のおま………唸閃鬼さんがやったんですか…?」
龍は一部ちぎれ、熱く焦げている自分の前髪を見ながら尋ねた。
「ああそうだ。これが唸閃鬼の……俺の力だ………!」
「あっぶねー………
顔面大やけどするとこだったぞー……髪の毛チョット燃えただけですんだけどさー…」
「何考えてんだよまじで」みたいな目で火の玉を見た。
「加減したんだ。次は顔熔かすからな……」
部屋はずっしりと重たい空気に包まれた。
「ちょっとリーダー……やり過ぎだって…(^^;)」
「そだよ。(°∆° )」
他の二人も飛び上がり、リーダーに駆け寄った。
(一部始終を見ていたにもかかわらずここまで黙って見物していたところを見ると………さてはこいつらも…かなりのドS……!!)
「勘違いするなお前ら。俺は強硬手段を余儀なくされたんだ。
口で言って理解しない奴には、こうするしかないだろ…?(- ’-)」
リーダーはそう言い、机の上に降り戻った。
その後ろ姿を髪の毛を触りながら見ている龍は、目を点にして言った。
「…………んで、説明はまだあるの? (・∀・)?」
「する気も失せたわ………!! …(※ -)」
なぜ石碑龍という男は、こんなにも火に油を注ぐような事ばかり言うのか………
………本当に謎だ。(結構深刻な問題)
「さ……さて、それじゃあ、自己紹介でもしようかな!!(^^;)」
ニコニコしたやつが、場の気まずさに耐えかねてそう切り出した。
「ぉぉ……自己紹介……(°∆°)」
「……ああ、そだな。まだ名前聞いてなかったな」
龍はまだ焦げた前髪を手で弄っている。
「リーダーもやるよね。自己紹介! (^^)」
「…ん、あぁ………」
と、声もテンションも低い返事。
「それじゃ、まずは私から!!(^^)」
そう言って右の火の玉は短い手を上げた。
「えっと、私の名前は『縁里焔』。
女の子です。ユカリチャンって呼んでね*(^^)*」
「は、はぁ、……チャン・ユカリ……」
と、龍は繰り返した。
「あ、俺は石碑龍。龍って呼んでくれよ」
ユカリの後に龍は続けて名乗った。
「あ、そだね。龍って名前なのね。おっけー(^^)」
続けて左のボンヤリした火の玉が、
「えーっと……僕はー……『朧楽焔』ー。
好きに呼んでくれたらいいです…(°∆°)」
気の抜けた声。口を半開きにして言った。
聞いてる方まで眠くなる声だ。睡眠導入ボイスだろうか。
「オボロだな、わかった。ヨロシク…」
こちらも気の抜けた返事。
「つぎ、リーダーの番だよ(^^)」
「ああ、わかってる(- -;)」
そして最後に中心の火の玉(ドS)が言った。
「『朱卍焔』だ。
こいつらは何故か俺のことをリーダーと呼ぶが、気にするな。(- -;)」
「了解。リーダー」
「……オイ、なぜお前まで……」
ツヅケバイイナー( ´Д`)=3
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