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六章 怪火

ジャンル、ファンタジーに変えてもいいかな… 

どうしよっかなっておもている




 中央の火の玉は話しだした。



「……まず、俺たちはお前たち人間と同じ生き物だ。

 お前たち人間の中には、俺たちのことを《妖怪》と呼ぶ者もいるな……

 ……まあそれについては、本能の赴くままに行動し、うかつに人間の前に現れる、一部のバカ共のせいだが……(- ’-)」



 そしてギロッと右の火の玉を睨む……



「え、なに? (^^ )ケロッ」


 右の火の玉は蛙と見違えるほどケロッとしている。



「……っち、まぁいい。」



 そして前を向き直し、再び龍の顔を見た。



「しかしな、俺達は自分たちがこの体に生まれたことを誇りに思っている。

 人間にそんな屈辱的な呼び方をされる筋合いはない。

 ……ごく一部のバカ共を除いてな、(- ’-)」


 また右の火の玉を睨む。

 しかし依然として目線の先にはケロッとした火の玉。


「?? (^^ )ケロッ」


「………まったく……自覚がないか。ま、それは今は置いておこう」


 そしてじっと龍を見つめると、眉間にシワを寄せる。

 

 そしてこう言い放った。



「俺たちは自分たちのことを『唸閃鬼(てんじゃき)』と呼んでいる。

 いいな? これ以降はくれぐれも妖怪だのお化けだの、適当な分類名で呼ばないように心掛けるんだ(- ’-)」



「あ、はぁ……わかった………」



 龍は「別に何でもいいし」見たいな顔でそう答えた。



「適当な返事だな…… 今のところは勘弁してやるが、あまり俺を怒らせるなよ……」


 ビクッとして龍は、


「あ、は、はい! 承知しました!」


 そう言い、龍は敬礼する。



「……お前もだからな(- ’-)」


と、また右の方を睨む。


「………ん? (^^ )ケロッ」


 やはりそこには蛙……

 あ、間違えた。火の玉がなんの気もなくケロッとしていた。


「どーしたの? リーダー。(°°)??」


なぜか左の火の玉も反応した。なぜか。なぜか。


「……お前は関係ないぞ…(- -;)」


中央の火の玉は、半ば諦めた感じで、仕切り直した。



「……よし。それでは、本題に入ろう」



「ウンウン、そだね (^^)」


「……」








 ………







「我々唸閃鬼は古来からこの日本中いたるところに隠れ住んで暮らしてきた。


 ……とは言っても、コソコソと生きてきたわけじゃない。臆病な人間に恐怖心を与えないために棲み分けていただけだ。



 そんな俺たちだが、唸閃鬼にはいくつかの派閥に分かれている。


 必ずどれかの派閥に入らないとならないとかいう決まりは特にはないが、だいたいの唸閃鬼はどれかの派閥に属している。



 ざっと代表的なものだけ説明しておこう。



 まず、俺たち3人が属している『怪火(かいか)』。

 日本に暮らす唸閃鬼の一割がこれに属していると言われてる。『赤煙入道』を筆頭に平安時代に成立した怪火は、1000年以上の歴史を誇る。

 主に本州西部で生活している。

 火の術に特化した者が多いのも特徴だ。



 そしてこれは知っておくべきだろう。


 『天緋野(あまびの)』だ。

 あいつらは関東にいる。まあ、ほとんど会う機会はないが、かなり鬱陶しい奴らが多い印象だ……

 奴らの特化した術は………………」






 ………







 一方その頃、目の前で話を聞いていた龍は……






「Zzz…………………………………(´-ω-`)」



 寝ていた。



「………(- -;)」



「Zzz…………………………………(´-ω-`)」



「………(- ’-;)」



「Zzz…………………………………(´-ω-`)」



「………(- ’-※;)ムカッ」



 中央の火の玉はどうやらブチ切れたようです。


 そんなことも露知らず、龍という男はグッスリと座ったまま熟睡中。


 さて、龍はどうなってしまうのでしょうか(他人事)。










 ツヅケバイイナー( ´Д`)=3

もう少しファンタジーらしくなって来たら変えようかな。適当なタイミングで。

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