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五章 お前たちは誰なんだ!?

ついに出会います!


「もう行くの? まだねむたいよ、朝まで待とうよ……(³ ³)」


「仕方ないじゃん、リーダーの指示だし(^^)」


「俺が悪いみたいにするな…! お前が昼間勝手なヘマするからだろうが。(- ’-)」


「えへへ、テヘペロね♡(^^;)」







 7月7日。午前0時。


 世間一般に言う七夕である今日ですが、今の龍にはそんなことは関係なく、、





 

 寝ていた!!(当然。)





 昼間で寝て、説教中にも寝たくせにまだ寝るのかと言いたいところだが、、まあそりゃ寝るわな。だって0時だし。深夜だし。




 理科の教科書にヨダレを垂らして寝ている龍は、ハッとして目を覚ました。




「……物音がしたような…」




 ………




「………」




「気のせいか……」




 再び寝ようとした龍はあることに気づく。

 なんだか背中が温かい。



 毛布だ。

 龍は誰かが自分に毛布をかけてくれたことに気がついた。



「ばあちゃんかな、じいちゃんかな、」



 龍はそう言いつつ、また教科書に顔面を乗せ、夢に戻ろうとする………



「おい、寝るな、」



「ん……」




 龍は眠い目を開ける




 と、

 そこには昼間の《謎の生物》……が3倍の量になって、机の上に鎮座していた。



「、、え、、ん、、?」



 眠すぎてよく分かんない感じの龍は段々と垂れ下がってくる思いまぶたに押され、その目は閉じ……………



「寝るな!!!(- ’-※)」



「うおっ!?」



 龍は横倒れの身体を起こし、それを目の当たりにした。



「なな、なんだよ、おまえらは………」



 紅い炎のようにユラユラとうごめく、実態のないその姿はまるで妖怪火の玉。

 高さ10センチ程のその体からは、見逃してしまいそうなほど小さな手が2本ずつ伸びていた。


 三匹とも顔はそっくりだが、表情や仕草の違いから、別個体だということは一見して見て取れた。



「はぁ……。『なんだよ』……か、こんなに馬鹿だったか?

 『セキヒ』の血筋は…………(- ’-;)」


「……まあ、そんなにイライラしないでよ。リーダ〜(^^;)」


「ウン、ウン、( ° °)」



「………」



 龍は自分のことをけなされた気がして少々ムッとした表情で、



「あの、おまえら、昼間にも見かけたけど……」



「あ、それ、私。(^^)♪」


 一番右のニコニコ(ヘラヘラ)と笑っている雌っぽい火の玉が言った。



「ハンバーグ、分けて欲しかったなーーー(^^)」



「いや、分けるとかじゃなく……ビビったし」



「ビビったの? 僕たちに? ヘンなの。こんなに普通な見た目なのに(°°)」


 今度は左のボンヤリした雄……っぽい火の玉が言った。



「まったく……俺たちにビビっているようじゃ困るな……

 これからもっとずっと強大な者に立ち向かって行くというのに……(- -;)」


 次は中央の火の玉が言った。

 半眼で低い声の大人しそうな火の玉。声からして雄だろう。



「………あの、まじで意味がわかんないんだけど……」



「はぁ、面倒くさいな……(- ’-)」


「仕方ないじゃん! 彼、何も知らないんだしさ(^^;)」


「ウン、ウン、(°°)」



 龍はできるだけ冷静に対応しようとしていたが、話の内容自体はチンプンカンプンだった。



「ならば、最初から説明しなくてはならんのか……(- -)」



 真ん中の火の玉はため息をつき、そして一頭身の体で腰を下ろすような仕草をした。


 ※一頭身とは、身長=頭の長さ のこと。

  例)カービィ、モンガー(21エモン)、からあげクン、

    「新しい顔よ〜」直後のアンパンマンの頭部など


「ヨイショ……(- -;)

 さて、どこから話したものかな……」




「………早くしてくれよ眠いんだよ…」


「僕も眠いよー(°∆°)」


 左の火の玉は大きく口を開けアクビをしたようだ。

 (今の龍には、そこが口なのかすら確かではなかった)





「では話してやるか。ただし面倒なのは嫌いだ。一回ずつしか話さないからな……(- -)」





 そう言うと中央の火の玉は、何か重い目つきであらゆる事を語りだした………









ツヅケバイイナー( ´Д`)=3

もし暇やったら僕の他の作品もぜひ読んでください!


オススメは……えー…………強いて言うならー…………えー…




…………   ……えっと…

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