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記憶喪失、保健室にて

初投稿です。誤字脱字はしないように頑張ります!

投稿日は不定期ですが、読んでいただけると幸いです。

 佐久間彰人はベッドで寝ていた。


「んぁ?」


 目を開けると、天井から注がれる電球の明かりが眩しい。


 体を持ち上げて周りを見回した。

 どうやら保健室のようだ。

 あまり見慣れない光景のためか、脳裏に印象深く残っていたようだ。


 しかし、何故保健室などに自分はいるのか。


 佐久間彰人は、何故自分がこんなところで寝ていたのか記憶を遡ることにした。




 ******




 俺は佐久間(さくま)彰人(あきと)、16歳。高校1年生である。部活は中学の頃にいい思い出がなく、所属していない。

 成績は中の上という程度でスポーツも得意なものはなく、いたって普通の男子高校生である。

 特筆することがあるとすれば…………本当に普通であるということだ……。

 自分でも悲しくなるほどにね。

 取り敢えず、そんな俺のどうでもいい自己紹介は置いておくとしよう。俺が保健室にいる理由を早く調べないとな。




 ******




 成績普通の俺の脳の記憶によると、ここに来るまでは学校にいたみたいだ。

 しかし、学校でしていたことを深く思い出せない。記憶が断片的にしかないようだった。

 成績普通の脳だからといってもこれは酷い。

 だが、実際にはもっと酷かった。

 クラスメイトの顔を思い出そうとしても曖昧にしか思い出せない。学校の名前も思い出そうとした。

 けれどダメだった。

 それどころか自分の家族、ましてや自分のことも思い出せなくなっていた。

 所謂、記憶喪失、のようなものになっているのでは、と思い俺は焦った。

 

一筋の不安がよぎる。

 もしかして、自分は何らかの事故で記憶喪失になっており、一時的に保健室に運ばれているのではないのかと。

 

しかし、そんな重症を負っているなら、誰かが付き添ってくれてもよくないか?

 その疑問に対しての適切な答えになるかはわからないが、それにしては体に外傷はなく、痛みも全くない。少なくとも怪我はしていないようだ。

 そして、人が1人としていない。

 この異様な状況のため、不思議さと孤独感により、漠然とした恐怖が俺に襲いかかろうとした。

 刹那、扉が開いた。

まだ異世界って感じは弱いです。

次回あたりには何とかしたい……。

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