ディアスから魔王城
ここはディアスの街長がいる部屋。。。1人のデブが両の掌をナイフで固定されて尋問されている。護衛さんは永遠に眠っている。
「さっさと吐いたほうが楽になるゾォー」
俺はお気楽に言う。
「そんなの言うわけないでおじゃる」
テンプレ通り適役の謎語尾きたー 。なんですかおじゃるってN○Kのゆるふわアニメの主人公ですか?
「へぇー。ならもうちょっと痛んでもらおう」
そう言うとニコニコしながら腕や足に次々とナイフを刺していく。
「わかったでおじゃる。わかったでおじゃるぅ〜〜〜」
泣き喚きながら言ったおじゃる街長に理由を聞く
「あの娘可愛かったでおじゃる。まろが結婚しようと持ちかけたのに断ったから、まろの権力で失席させたでおじゃる」
俺は背中に装備してある龍神刀を抜いておじゃる街長の首を刎ねた。
「これでいいかなぁー。。。」
朝だったもうセントも起きるだろう。転移魔法を使用し風呂で血を落としているとセントが俺が血を落としている風呂場に入ってきた。
「お主はなぜそのような格好をしておるのじゃ?!」
顔真っ赤にしながら出て行って扉の前で喚いている。
「それとこの血の匂いはなんじゃ?」
洗い落としたばっかなのにもう気づいたのかよ。
「あぁ〜、昨日の夜魔物狩りに行ってきた」
咄嗟に嘘をつく。
「ねぇ。昨日の夜街長さんがだれかに殺されたらしいのじゃが何か知っとるか?」
oh、ピンポイントできたか。ここは白々しく行こう。
「ささささぁ?ししし知らないよ?」
「嘘つくの下手すぎじゃろ?!何か見たのか?」
いえ。俺がやりましたとは言えません。
「昨日の夜怪しい影は見たんだが猫かなんかだろと思って見過ごしました」
「そんな嘘が通じるとでも?」
「ごめんなさい。俺が殺りました」
正座して説教を受けてます。足がビリビリきてます。もう無理かも。。。まだ解いちゃダメなの?もう足がやばいお?
「わかった。もういい」
そう言うとセントはベットに寝転がる。
「罰として今夜は妾と一緒に寝てもらうぞ?」
いや、何故そうなった?関係なくないか?まぁ、こちらとしても願ったり叶ったりなんだけどさ。
「いいよ」
「嫌なら別いいんじゃ。。。ってえ?」
テンプレ多発地域発生中であります。作者考えよう?俺は心でつぶやきセントのベットに寝る。
「お主まじで寝るんじゃな?」
「何言ってる。お前が言い出したんだろ?」
そう言うと俺はベットの周りに防御魔法と宿の周りに罠魔法(敵意感知型)を配置しセントにくっついて寝た。
「おいお主くっつきすぎじゃ?!」
「嫌か?」
「いやではないのだがな?。。。なんと言うか。。。」
ヤベェ。なんだこの可愛いのは。。。っと早速かかったな?。。。魔族じゃないか?おれは街長の方から来ると思ったんだけど。。。
「ん?どうしたのじゃ?」
「いやなんでもない」
俺は寝た姿の俺の分身を作りセントの隣に配置し、かかった魔族のところへ向かった。
「お前が何故かかるんだ?」
「いえ、テメェ様に礼を言おうと思ってな?」
そう言う魔族の奴にかかった魔法を外し要件を聞く。
「いやはや。あそこに罠があるとはなー。。。俺でも気づかなかったぜ?どんな魔法を使ったんだ?」
「まぁ、普通の使っただけだ。で、お前は何故俺に礼を言いに?」
「いやな。俺は偵察部隊の者なんだがよ。今の街長が王都に資金を提供しだして俺たちが結構きてたんだよ。するとそこにお前が街長たちを瞬殺してくれたんだよ?ほんと助かったわ」
そう言うとガハハハと笑う。
「俺のトラップが発動したのは何故だ?敵意がないと反応しないはずなんだが」
「あぁ、俺たちはみんな人間たち相手には殺す気で行くようにしてんだ」
いや、魔王軍馬鹿だろ。
「まぁ、こんな罠魔王様くらいしか気づかないだろうな。。。」
「そんなにすごいのか?」
「いや多分こんな罠があるとも思わなかったからよ。お前人間じゃねーだろ?」
「ほうよくわかったな」
いきなり真顔になったまま言われた。魔族相手に言っても問題はないので素直に答える。
「やっぱりな。魔力量が桁違いすぎる」
「そんなにか?」
俺はセット3にしておいたステータスをセット1に戻す。
「おぉ?!いきなり減ったなおい。何した?」
「教えるわけないだろ?」
なるほどこれはステータスを偽れるわけか。便利だ。
「ところで今から魔王城に連れて行きたいんだがいいか?」
「何故そうなる?」
「ここの街長を殺すってくれたお前に魔王様がお礼を言いたいんだと」
俺は探知魔法でセントがまだ寝ているのを感知し監視魔法でセントを監視する。
「わかった。途中で俺が抜けても文句言うなよ?」
「そこはお前が抜けたら俺がなんとかしよう」
そう言った魔族の手を掴んで転移で魔王城に飛んだ。。。
【魔王城】
えらくでかいな。それが俺がはじめ見た俺の感想だった。
「よし行くぞー」
「お、おう」
ボケーとしていると先に行った魔族の男から声がかかった
「ところでお前の名はなて言うんだ?」
「あぁ、教えてなかったな。だが自分から名乗るもんだろ?」
はいきたテンプレ、うん、慣れてきた。
「俺はジンだ」
「ジン?。。。いや気のせいか?。。。」
「どうした?」
俺がなんか聞いたことあるみたいな雰囲気でてる魔族の男に聞くが話を流された。
「嫌なんでも、俺はガロウと言うんだ。以後よろしく頼むな」
そう言うとガロウは魔王城の城門を開け中に入って行った。
「スゲェ」
神だったが若かった俺は世界の担当をさせてもらえなかったので知識だけはあるが実物を見て感嘆の声を漏らす。そこには、吸血鬼族、トロール族、サキュバス族、魔獣人族などなど多種多様な魔族たちがいた。
「初めて見たろ?こう一斉に揃ってるのはここだけだからな」
そう言いながら魔王がいる謁見の間へ行く。
しばらく魔族たちを見ながら感動していた俺は近く頑丈で豪華な扉のところに向かった。
「さぁ。入るぞ」
そう言うと扉をコンコンとノックし衛兵からの許可が出てから扉を開いた。
扉を開けると玉座に座った魔王を見た俺は目を疑った。
「セリ姉?!」「ジン?!」
そこにはセリ姉らしき人がいた。らしきと言うのはツノが生え翼が背中に左右3枚ずつ魔族特有の尻尾を生やして、いつもと違うオーラが出ていた。
それでも最近ぶりの再会を果たした。
「こほんこほん。。。そのものこっちへ参れ」
そう言ったセリ姉はやっぱりだったかという顔のガロウと俺、ざわついているまわりを無視し強引に半紙を進めた。
「「はっ」」
俺とガロウはそう言うと前に出て魔王もといセリ姉の前に跪いた。
ガロウに色々教えてもらっといてよかった。。。
「その方、名はなんという?。。。ハァハァ」
困惑しながらも最近ぶりだったのだが寂しかったようで頬が上気している。
「は、はっ。ジン・ヴァルハラと申します」
そう言うと俺は何が起きているかわからないまま儀式を終えた。自分でもわからんがよくわからん立場になった。それを聞いた周りがザワッとしたのは言うまでもない。
俺は転移してセリ姉の部屋へ向かった。
「なんだグワォ?!」
飛びついてきたセリ姉を受け止めるとセリ姉の部屋に引っ張り込まれた。
「ジン〜」
そう言うと豊満なものが俺の右腕に当たっている感触を感じつつセリ姉の興奮が収まるのを待った。
「それでセリ。。。」
「はいストップ。私の本名はシャリル・ノヴォアよ」
最近ぶりに会った俺はそれを聞いて唖然としていた。
「これで2人で夫婦生活できるわね」
は?今なんて。。。
「魔王様。今夜は抱いてくださいまし?」
「。。。。。。。。。。」
混乱しまくっていた俺は転移してセントの処に戻った。
色々飛んでいますがご想像にお任せします。
色々詳しく書いて欲しいと言うご要望があれば活動報告にて掲載しますのでコメントなどでお知らせくださいm(_ _)m