ショートストーリー「正月」
新年明けましておめでとうございますm(_ _)m今年もよろしくお願いします。
この物語は本篇と関係ありません。
朝起こしに来たセリ姉に急いで起きろと急かされた。なんだよ急に。。。エプロンかけて気合が入っている。
「さぁ、掃除よ!!」
はぁ、頑張ってください。
「何人任せにしたような顔をしてんの!あんたもやんのよ」
おいまじかよ。よく俺の心の中わかったな。
「嫌です。おーれはコータツーでまーるくーなるー♪」
そう言ってコタツに潜ろうとしたがセリ姉に引きずり出されて着替えさせられた。子供じゃないのに。。。
「さぁ!やるわよぉ〜!」
ミョーに気合い入ってんな。何に感化された?
俺はそう思いながらモップと雑巾を装備、早速窓から取り掛かる。窓を割らないように。。。っていうか魔法で。。。「洗浄魔法」を使いどんどんピカピカにしていく。
「ジン終わった。。。あああああああああああああ?!」
びっくりしているぞ。なんでだ。
「なんでこんなに綺麗に。。。」
敗北したような顔をしている。俺は「洗浄魔法」をセリ姉に教えた。
「これ便利ねぇ」
そう言いながらどんどんピカピカにしていく。サングラスかけないといけないかなー。そう言いながら嬉しそうに綺麗にしていくセリ姉を見ている。
あとで眩しくてサングラスを求められたのは言うまでも無い。
……………………………………………………………………………
今はまたもやサイの家に集合している。みんなワイワイ酒を飲んだり騒いだりしており、セリ姉も結構酔っている。
「ジン。セリさんもやめさせたほうがいいんじゃ無いか?」
クラスの友達が教えてくれた。うん、結構やばいな。
俺はセリ姉を止めに行った。。。が巻き込まれて俺はセリ姉に抱きつかれている。
ファルムがこっちを見てワナワナしている。どう切り抜けようか。
「セリ姉。もうやめたほうが。。。」
「なぁーに言ってんのよー!?これからでしょーが!!」
oh、これはまだ終わらんな。。。さーて俺はにげだそ?!ぼぶぅ?!
何が起きたか。酔ったセリ姉が俺の口に酒瓶をぶち込んだのだ。不覚にも酒を一本分飲んでしまいぶっ倒れてしまった。
うぅ。。。ここはどこだ?かろうじて外だということがわかる。風が気持ちいいな。うん頭の下の感覚はいいな
薄く目を開いていた俺は見下げて来た影に気づいた。ん?誰だ?
「起きた?」
ファルムでした。oh。これはすぐにどかねば。。。無理だ体が言うことを聞かん。
「無理しなくていいよ。私が見ておくから。。。」
その言葉を聞き、セリ姉たちがのぞいているのを探知魔法で知ったファルムが赤くなりながら罵倒しているのを聞きながら意識を闇に葬った。
どうでしたでしょうか?お楽しみいただけたでしょうか?
今年もよろしくお願い致しますm(_ _)m