試験
遅くなってすいませんでした!m(_ _)m
諸事情により更新ができなくなる恐れがあります。
待ちに待った入学試験じゃーーーー!!イェーイパフパフパフパフ。
何故始まって早々こんなに盛り上がっているのかというと俺たちはリビングに集まって談話していたのだがソフィーがギルドの掲示板に貼ってあった入学試験の予定日に気づき知らせてくれたのだ。
「ということでどんな試験があるのか教えてくれ。ソフィー?」
「はい。まず実力試験と学力試験この2つで行われます。満点は2つ合わせて100点。最低ラインは700点です」
「審査内容はわからないのか?」
「はい。審査内容は会場にて発表との事でした」
「ふむ。。。いつどんな時間帯にかえってこれるのかわからないのならならば我らは教員試験後ここにて集合で良いですかな?」
「あぁ、連絡係は使い魔にさせる。一匹ずつ隠蔽魔法で小さいのを一人に一匹忍ばせておけ。俺は寝る。明日の朝また会おう」
そう言い渡した俺は自室へと帰っていく。
「ふふふ。緊張してますね」
ソフィーが言う。
「そうじゃな」
セントが言う。
「今夜は3人でジンにご奉仕ね」
3人は静かに企んでいた。
◆◆翌朝◆◆
ジンと他3人が起きてきた。
「おはよう」
それぞれ挨拶を済ませると私服に着替える。今はパジャマで寝ているのだ。(犬の形はお愛嬌だ)
「さてと、いただきます」
セントたちが作った朝ごはんをみんなで食べる。最初は魔王様と同じ食卓で食べるなど無礼でございまする的なことを言っていたが今はこの通り一緒に食べている。
朝はいつも同じで目玉焼き、ご飯、焼き魚だ。唯一変わるのは焼き魚だけで色々な魚が出てくる。
「今日も美味しい」
そう言うと女性陣は頭を下げた(セント、シャルムを除き)
朝ごはんを食べ終えた俺たちは時間に余裕を持って先生組、生徒組、補助教諭組に分かれて試験会場へ直行する。
「えぇと。。。ここだな」
そう言うと周りにいる試験性に鑑定を使いステータスを見た。
なるほど、レベルは大体35から45くらいか。。。だいぶ弱。。。
ある一角からとんでもないくく比べ物にならないくらいの気を感じた。
「?!。。。あぁ偽装か」
そうその一角にはうまく偽装を使って化けている勇者パーティーの面々がいた。まぁ放って置いいても大丈夫だろう。見破れるやついないし。
そう判断した俺は俺たちはみんなに偽装をかけレベルを50スキルや称号を当たり障りのないくらいまで落とした。
他のみんなに偽装をかけしばらく待っていると試験官が出てきた。黒のスーツに身を包んでメガネをかけている。ん?あれサラリーマンじゃね?出社時間の定刻ちょうどに出勤してきたエリートさんっぽい。
「では定時になりましたので今から試験を始めさせていただきます。私はこの学園の学園長様の執事でサミヤ・タチバナと申します。以後式典などでお顔を合わせることもありますので宜しくお願い致します。ではこれから案内いたします。ついてきてください」
そう言うと試験会場である謎の建物へと入って行く。真っ黒だが異様な輝きを放っている怪しさ全開の建物だ。魔王である俺が言うのもあれだが正直言って全然入りたくない。
と言う俺の心中をしってか知らずかサミヤはみんなお先頭に立ち入って行く会場にとある一室では壇上に椅子が用意されており少女が座っていた。その少女はみんなが入ったのを見計らい立ち上がった。
「皆様お越しいただきありがとうございます。それでは今から試験を始めたいと思います。正直全く期待はしていませんが良い生徒がいることを心から願っています」
そう言うと何かの装置を使いこの場から消えた。今度はサミヤが言葉を続ける。
「監督官は私サミヤと皆様の中に隠れている四人を含めた計5人で審査させていただきます。試験内容はこの会場に入るときに渡したナンバープレートを10個集めていただきます。この場に隠れている四人の試験官の物も取っていただいて構いませんが四人ともお強いですので心して挑んでいただきますようお願いします」
周りがざわついているな。自分達より強いとかありえねーとか思っているんだろうか?瞬殺されちまうぞ?
「それでは私がこの扉から出た瞬間から試験開始です。では失礼します」
サミヤが出て行き扉が開いた瞬間にみんなが戦いだした。うわぁー阿鼻叫喚かよ。ってかこっちにもきてんじゃねーか?
「オラァ!!」
生徒の一人が槍で攻撃してきたので近接になる前に闇魔法のダークランスを背後に出現させ向かってきた奴の後ろからブスッといった。生きてるかな?まぁ生きてるだろ。
「じゃあ俺は勇者パーティーとやりあってくる」
そう言い残し勇者パーティーの方に近づいていく。
「ねぇそこの四人の人。纏めてでいいから勝負しようか」
固まって周りを見ていた勇者パーティーが反応して苦笑する。そのあと遠慮気味にファルムが言った。
「あのー多分一対一でも私たち勝てると思うんで」
「あぁ、そう言うのいいんで早くやりましょう」
言葉を遮った俺は後ろからまた槍で突っ込んできたさっきのやつを蹴って気絶させ槍を奪い魔法で強化した。
等級はまぁそこそこかな。。。
「あはは。。。。調子乗んな」
ファルムさん怖いです。イラっときてしまったのか全力で剣を振り下ろしたファルム。おぉ、だいぶいい形になってきたなぁ。揺れる胸を見ながら剣の流れるような剣戟を避ける。
「オラァ!」
そんな掛け声と共に技が放たれる。激烈斬か久しぶりに見た。その激烈斬を避けて突きを繰り出した。
「うっ?!」
そう言うと剣を無理やり戻して防いで後ろに下がった。
「はぁ。勇者様御一行連携でこないと僕には勝てませんよ?」
俺はそう言うと周りに居た人のプレートを自分のバックに転移させ勇者たちと向き合う。ちなみに先生組と生徒組(俺以外)補助教諭組は終わったそうだ。
「なんでわかった?」
勇者様が言う。俺は鑑定用の機械を取り出して見せた。
「なるほどそれを使ったのか。。。だが舐めてくれるなよ?」
周りに居た数人が気絶した。そんなに殺気出さないでよちびっちゃう。ってのは冗談だがちょっと強くなっている。
「まぁ俺の正体に気づかないようじゃまだまだだな」
俺はそう言うとセットを3に変更し高速で移動。俺を見失った勇者様方4人の腹に一発ずつ拳を打ち込み気絶したのを確認し場を後にする。
「あぁ、忘れるところだった」
そう言うとセット1に戻し試験場を出た。
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