元仲間との再会・進展
更新が遅くなりすいませんでした
「おかしいな。。。」
勇者は言った。
「なぜです?まぁ、魔族が全くいないのは気になりますが。。。」
ファルムが問題点を言う
「今までこんなことはなかった。。。つまりは何か企んでるかもしれないと言うことだ」
「。。。っ!わかりました。全軍常に警戒しておけ!!」
今度はサイが全軍に命令する。
「ジン。。。何を考えているの?」
ファルムはそう心配そうに言うと軍に合わせて魔王城に進軍した。
◆◆魔王城◆◆
「はぁ、きたのか?」
ため息をついたのは魔王ジンだ。何となく予感はしてたがめんどくさいのでみんなに魔王城に引き篭もってもらっている。
「ジン、何考えておるのじゃ?敵は殲滅じゃー!!」
物騒な発言したぞ。パパはそんな教育した覚えはありません!
「そうだよジン。さっさとやっちゃいましょ?」
つまらなそうにして寝転がっているのはシャリルだ。
「魔王様、なぜ攻撃しないのです?」
がっつりやる気を出しているのは五降神たちである。魔王軍って闘争本能高いよね。人間若干1名。
「だからね、俺の友達だから傷つけたくないの。おわかり?」
とそうこうしているうちに勇者の軍勢が来たようである、よしここでっと
俺は魔王城に居たみんなをいっきに別の施設に転移させた。
「だ。。。誰も居ないぞ?!」
斥候の人がそういうと全軍まとめて入って来た。って土足かよってかお邪魔しまーっすくらい言え!
寄ってたかっていっぱい来たぞー?
「魔王ジン!我達は貴様を討伐しに来た勇者軍である。大人しく首を差し出せ!」
「だが断る!!」
なんかこんな言葉あったなー。じゃなくてっと、
「我が城に勝手に入ってくるとはいい度胸だな。おぉ、旧友ファルムにサイではないか?我を討伐に来たか?同族の我をかーーかかかか!!」
あぁーー、この笑い方とか口調は疲れるなー。さっさとけりつけよっと。
「勇者よ。決闘はどうかな?我とそなたの一対一で勝負しようではないか?」
「ふっ、いいだろう。おまえの息の根止めてやるぜお」
「「ゆ、勇者様?!」」
そういうとタケルは右手の聖剣、左手に聖銃を装備した。ファルムとサイは俺のことを少しは知っているため止めようとしたが俺が結界を張ってこれなくした。
「さて魔王、お前手加減すんなよ?」
「あぁ、もちろん」
そういうと俺は覇龍の太刀を抜きアイテムボックスから魔刀ラディアスを取り出し構えた。
「?。。。お前。。。その刀は。。。」
タケルはそういうと覇龍の太刀を見つめた。
「それは。。。失われた神具「覇龍刀・龍神覇斬」」
初めて正式名称を知った俺はびっくりでした。
「まぁいい、お前を倒す」
そういうと2つの聖言「聖なる力を解き放てエクスキャリヴァー」「聖なる弾丸で貫けガンライズ」と言い俺に銃で牽制しながら近づいて来た。俺は銃を全弾切り落とし雷魔法「迅雷」風魔法「疾風」スキル「閃光」「瞬動」を発動しすぐにタケルの背後から二本で斬りかかった。タケルは剣で防ぎ銃を隙間からこちらに撃ってきた。俺は避けて後ろに飛んだ。
「お前速いのな」
「お褒めいただき恐縮です」
俺と勇者は互いに冗談を言い合いまた激突した。
銃で守り剣で斬り剣で守り銃を撃つ対して俺は刀で斬る斬る斬る斬る。
互いに一歩も譲らず剣と刀と銃は混じり合った。
「「決着をつけようか。。。」」
二人とも同じタイミングでそう言ったまったく同じ考えの相手を互いに苦笑する。
「聖なる光が闇を照らし打ち払い討ち亡ぼす。消えろ魔王よ我が最強の業をもってお前を駆逐する「諸刃の剣」
そう言った途端に地面に召喚陣が現れ禍々しい気を放つ剣が現れた。タケルがその刀を持った時真っ黒な蔓が出て手に突き刺さり固定された。
「この剣はな。。。俺のMPとHPを1まで減らすがその代わり1時間全ての能力がアップする。チート剣だな」
俺は唖然とした。なんだその剣かっこいいじゃないかクッソー欲しいヨォ。。。はぁ諦めよう。計画開始だ。
タケルが一瞬にして俺の目の前まで来て俺を斬ったすると俺の体は真っ二つにされ俺はまた死んだ。
「はぁはぁはぁ。。。。っく。。。勝ったか。。。」
そう言い残すとタケルは倒れ俺の結界が解除された。一瞬で勝負がついたのに相当疲れている。それほど使い終わった後は疲れるのだ。
「勇者様!!」
そういうとみんなが一斉に勇者のもとに集まった。そのまま倒れていた勇者に回復魔法をかけながら担いで帰って行った。
全軍が勇者を守りながら帰っていく。一応おもて上の魔王討伐は幕を下ろした。魔王ジンが使っていた武器はなかった。。。が
◆◆別施設◆◆
「ただいまー」
俺が呑気に入っていくとみんな驚いた顔をした。
「どうした?」
「どうしたって。。。あぁなるほどそういうことなの。。。」
そういうとシャリルは呆れたようにため息をついた
「なぜお前は生きている?」
そう言ったのはガロウだ。
「あぁ、あれは人形だよ」
「。。。は?」
みんな息ぴったりだった。
「俺は切られる瞬間に転移しながら魔法人形出して切られたふりをしたんだ」
そういうとみんななるほどと納得していた。俺はみんなと一緒に転移魔法で城に戻り人形を消し俺を感知した水晶には死んだという信号を出し偽装は完璧だ。その作業が終わったあと俺はこう言った。
「俺は学園に行きたい!!」
みんな固まっている。え?なんかまずい発言したかな?
「あんたは何言ってんですか?バカなんですか?」
ガロウさんの毒舌が心に刺さる。。。
「だって楽しいスクールライフおくりたいじゃん?」
そういうと俺は魔族の翼とツノを隠蔽しさらにステータスも隠蔽した。
「よし」
そういうと魔王城を出て行こうと歩き出した俺をみんなが止めた。
「せめて五降神様たちと一緒に行ってください」
そういわれ渋々納得した。よし行こう。。。なんか後ろに気配が。。。探知魔法!!
「でなんでシャリルたちがいるんだ?」
見送られて歩き出した俺たちをつけていたのはセントとシャリルだった。
「あそこではお主以外とは面白そうではないのじゃし。。。」
「右に同じ」
oh、MAJIKAこれはなーどうしようかなー。。。
「しゃあないなー。トラブルが起きたら魔王城に送還させるからな?」
そういうと二人に隠れ転移魔法陣を描く(五降神には既につけてある)
「これでなんかあっても魔王城に戻れるからなー、安心安心」
そういうと俺たちはみんなで王都前まで転移した。
◆◆王都前◆◆
おぉー。デカイなー俺が抱いた感想はそれだった。セントの情報によると今が入学時期だそうだ。高等部は俺が適年齢らしい。セント、シャリル、五降神のうちセントと五降神の吸血鬼族の族長レイン・フェイラ、魔人族族長ソウルド・ギャルファンは教師採用試験にガーゴイル族族長ガイル・ゾルゲル、悪魔族族長セレン・ブリーカーは補助教諭(清掃員、保険医)竜人族族長ソフィーナ・クラウ、セントは俺とともに学園に入学することに決まった。
どうするか決めた後俺たちは検問の列に並んだしばらく雑談して待つと検問にたどり着いた。
「おい、住民証を見せろ」
そう言った衛兵にディアスの住民証を見せ入って行こうとし止まった
「後ろのものも仲間なので通らせても大丈夫ですか?」
「は?ダメに決まってる。。。だ。。。ろ」
ファルムは自分のものを出した。それは街長が使うものだ。なぜ持っているかと言うとおじゃる街長が消えた後街長に即位したのだ。なぜ魔王城にいたかって?それは週一で帰るのと行事などがある時来るのを条件に許可を得たのだ。
「後この五人の分の住民証を作って?」
衛兵さんかわいそうに。。。俺は外から見ながら衛兵さんに同情した。衛兵は大急ぎで住民証を作って帰ってきたので五人は受け取ると礼を言い入って来た。俺たちは合流すると
「さてとまずは冒険者登録して入学届けを出そう」
そう言い俺たち7人は歩き出した。
編集しました。おかしいところなどあれば言ってください。