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6人
保健室
夕日が眩しい窓に水滴がついていた
「鉄くさい」
そう口にした青年は周りを見渡した
「……!」
自分の布団の上には大量の液体が散らばっていた、
「意味がわからない」
布団の上には液体の発生源であろう人の形をした姿が見えた。
「おい、大丈夫か?」
多分ダメだろうそんなことは分かっていた、でも少しでも希望がある、そんな気がした。
そんな時だった…
目の前に眩い光が網膜を焼くように突然現れた。
「なっなんだっ!!」
それからの記憶なない。
薄暗い部屋の中心を囲むように椅子が並んでいた。
青年はその一つに座っていた、だがまだ目を覚ますことはない。
部屋の隅には薄暗く光るテレビ画面
そこには6そう映し出されていた。