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ある日砂場で

作者: せおぽん
掲載日:2025/11/26

僕がお砂場でお城を作っていると、マコちゃんが僕のお城を蹴り上げた。


「なにするんだよぅ」と、僕は涙目になりながら小さなコブシを振り上げる。


マコちゃんは、ふんっ。と笑い僕を突き飛ばした。「うわぁ」と僕はお砂場に、とすん。と尻もちをついた。


きっと、こないだブランコを独り占めしたのを怒ってるんだ。仕方ないじゃないか。僕はまだ小さいんだぞ。


鼻水を、ずうっとすすって僕は立ち上がった。

「ブランコはっ、ブランコがっ」

ブランコの事を、ごめんなさいしようとしたけれど、うまく言えない。


「マコちゃぁん、シンちゃぁん。どうしたのぉ?」

同じチューリップ組の、メイちゃんがトコトコと駆け寄ってきた。


僕は、鼻水をお洋服の裾で拭う。


「シンちゃんが、ブランコを貸してくれなかったの。だから、シンちゃんのお山を壊したの」とマコちゃんが言った。


「お山じゃないよっ、お城だよっ」僕は酷くプライドを傷つけられ、大きな声を出してしまった。


メイちゃんが僕の声にビックリしてしまった。メイちゃんの大きなお目々に涙が溢れる。

「仲良しじゃなきゃ、ダメなんだようっ。マイ先生が言ってたもん」とメイちゃんが大きな声で泣き出した。


メイちゃんの泣く声が、幼稚園中に響き渡る。


「どうしたの?」

胸にヒマワリのネームをつけた女の子2人が、僕たちによって来た。ヒマワリのネームは年長さんだ。


マコちゃんと僕は、お姉さんたちにもじもじする。メイちゃんは、ぐすぐすしている。


「どんぐりころころ、どんぐりこー」年長組のお姉さんが、ニコニコしながら僕たちをお遊戯に誘った。


僕たちも知ってるお歌だ。マコちゃんとメイちゃんと僕は、お姉さんたちに合わせてぴょこぴょこ踊った。


踊っていたら、楽しくなって嫌いな気持ちは、お空に飛んでいった。


遊び時間が終わるまで、皆でぴょこぴょこ笑って踊ったよ。


お日様がニコニコしているよ。

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