2 遂に
読んでね
◇翌日
ピンポーン
『お届けものでーす』
おっ、きたぜ。昨日は貯金が無くなった喪失感で、十分ぐらい虚無ってたからな。
「今行きまーす」
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「はい、生体認証も確認出来ました。それでは、こちらをどうz」
ガッ
「ありがとうございます!」ガチャバタン!
「えぇ...」
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「遂に、遂にだ...
やっと届いたぞー‼︎(小声)」
さてと、まずは開けないとな!
ベリベリベリー
この音好きだわーっと出てきたぜ。
こっちがヘッドメモリで、こっちがソフトか。ヘッドメモリ、フルフェイスヘルメットっぽいな。のっぺりしてるけど。
えー、右耳辺りを押し込んで?ここか?うわなんかでてきたーで、ここにソフトを入れると、うわなんかもとにもどった、へぇー入れたら勝手に戻るんか。で、左耳辺りの電源ボタンを...押してぇ。被ってぇ、でぇ
「転送開始』
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・
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「はっ⁉︎」
此処はいったいどこなんd
《ようこそ!『アナザー・スタイル・ワールド』h「くぁwせdrftgyふじこlp‼︎⁉︎‼︎⁈⁇⁉︎」
《・・・・・》
「・・・・・」
やっべ、ビビりすぎてなんか喋ってるのに過剰反応しちゃった...
《よ、ようこそ!『アナザー・スタイル・ワールド』へ!》
あっ、もう一回やるんだ
「あっ、もう一回やるんだ」
《説明を始めます。》
急に機械的に⁉︎
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簡潔にまとめると、別の自分の力(紋章って言うらしい)を宿したプレイヤーを異紋章持ちと言うらしい。特異紋章というのもあるらしい。あと、紋章の強化とかもあるっぽい。NPCにも「紋章持ち」が居るらしい。初期設定は紋章の所以外は、ランダムにできるみたいだから、俺は飛ばした。どんな紋章出るかな〜。次に進んでと。
《それでは、「逡ー蟶ク莉倅ク」を開始します。【逾槭???螟ァ縺?↑繧句測縺?≠繧鯉シ】》
え?今なんて言っピッカーーーーーーー
「うわ眩しっ、なんかどんどん眩しくなって」ビッカーーー!!!
「うわああぁぁあ目がぁぁあああ⁉︎」
目がぁ、まだチカチカする...
《...成功。貴方の紋章に特異紋章が発現しました。》
お?
「おっしゃ!それで!」
《貴方の紋章を、特異紋章〈地走鳥種〉にしました。...システムに異常を感知。早急に対策を実っk...導く者権限発動..........成功。伴って強制開示を開始...成功。読み取った情報をまとめ、スキル「愚者」を習得。全てを最適化。特異紋章の変更...承諾されました。〈地走鳥種〉の中から〈駝鳥〉が選ばれました。〈駝鳥〉への変更に伴い、称号「鳥頭」、「超健康体」を取得。称号の取得によるスキル群を獲得。「忘却Ⅹ」、「細胞群Ⅰ」を獲得しました。そして今貴方だけの物語が始まります。Good luck with that.》
情報が多いいぃいいいぃぁああぁあぁ⁉︎
★★★★★おなしゃす