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既読にならないラブレター  作者: 泥団子
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人生の最期に思い出すかもしれないあなたへ

こんにちは、いや、こんばんはでしょうか。

私は決して所謂ネットストーカーという者ではありませんでして…!ただ、人生で2度目に好きになった人が出来た時、あなたの顔を思い出したんです。

それで、あの、お名前を検索したらお顔やお勤め先等々が確認できてしまう例のサイトにたどり着いてしまったんですっ…!

私はあなたと別れてから、決して人に誇れるような人生は送ってきませんでした。だから、あのサイトのアカウントは消してしまいました。

あなたは、あの時の笑顔のまま、私に嬉しそうに教えてくれたお勤め先で、きっと輝かしい人生を送っている。

羨ましいな。私が当たり前に手に入れるつもりだった人生だ。

魅力的なあなたには、もう素敵な奥様や、お子さんがいたりするのかな。

そんな、私のことなどもう思い出すこともないであろうあなたにラブレターを書いてみたいと思います。

痛々しいアラサー女だと、いっぱい笑っていいんですよ!

女なんかダイキライな人も大歓迎、私に少しでも共感してくれたお姉様、お手紙お待ちしております〜。


最初はこの辺で!

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